もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
レポート

日本共産党「統一協会問題追及チーム」第4回会合に参加

カテゴリー:

 
日本共産党「統一協会問題追及チーム」第4回会合に参加。
日本共産党の三鷹市議だった岩田康男さんからお話を伺いました。
 
宮本徹衆議院議員からは、今、脱会のことでご相談を受けているケースでは、数年前、統一協会ということはわからない形で、家庭のことを勉強しないかと誘われ、結局、信者となってしまい、1300万円以上の被害にあい、70歳を超えているのに老後の資金はなくなってしまったとのこと。
 
統一協会側は、今はもう被害はないようなことを言っているが、今でもこうした被害があることを強調しました。
岩田康男さんは、原理運動の若者の救出活動など統一協会問題に取り組んでこられたそうです。
 
宗教を隠れ蓑にして、反共を保守層や自民党との癒着のテコにし、警察・行政の権力から身を守り、資産のある人たちとの接点も構築していったのではないかと指摘されました。
 
ある農家の方は55億円も提供とテレビで報道され、他にも土地を売って献金など三鷹が異常に被害が多い状況となっていたそうです。
岩田さんのところには、統一協会の内部資料と思われる資料が届き、
その中には「サミットゲスト表」という個人情報リストがあって、
「1億円以上・本人名義」
「NO」
「所属担当」
「氏名」
「年/区」
「職業 住所」(←「未亡人」「大学理事」「会社会長」「勝共支部長」「小学校校長」など書かれている。)
「坪数単価」
「評価額×0.7」
「ー備考ー」(←誰の名義かや「ART600」「家系図」「HG7000+1700」など書かれている。「600」とか「7000」などはおそらく600万円、7000万円のことだと思われる。)
「ー経過と現状ー」(「訪問ビデオ受講(ファイナル理論)」や「今年3月にHG=3000を延長した 4月追加借入する(HG=500)」など書かれている。)
「***今後の方向性***」(「6/9以降、口座に1億入金予定」など書かれている。)
などの項目に個人情報が書かれています。
 
個人情報リストの中には、統一協会の政治部門と言われる「勝共連合」で協力していたと思われる自民党の元議員や元校長なども実はターゲットになっていたことがみてとれます。
 
岩田さんは、議会でも質問し、岩田さんの提案で、1992年9月28日に三鷹市議会として全会一致で「霊感商法など悪質な訪問販売による被害防止策の抜本強化」を国や東京都に求め、「従来にも増した悪質訪問販売に対する被害防止策を立てるとともに、国民への注意喚起のPRを強化し、悪質な企業名は公表し、被害の防止を図ることを強く求めるものである。」との意見書を採択しました。
 
党の先輩方が救済活動にずっと頑張ってこられたことが岩田さんのお話でもよくわかりました。
どうして、こうした統一協会が一度も行政処分もされなかったのか・・・
政治家との癒着が背景と思わざるを得ません。
政治家が癒着してきたことの罪深さ。
今こそ、癒着を断ち切って、被害の根絶をするべきです。
岩田さん、本当にありがとうございました🙇‍♀️🙇‍♀️🙇‍♀️
 
 
© 2010 - 2024 もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)