とうとうこの日が来てしまいました。
勇退する市田忠義参議院議員の最後の討論です。
穀田恵二国対委員長、宮本岳志衆議院議員とともに参議院本会議を傍聴しました。
市田さんは、討論の最後、
「私は、今期で参議院議員を引退します。
郷土の大先輩であり、治安維持法に反対して右翼の凶刃に斃れた山本宣治は、『民衆の政治運動』とは、『代議士のみに任して置くものでない。議会に於ける代議士の活動と共に、議会外に於いても大いに活動を要する』と語りました。私は、議員ではなくなっても引き続き、市井にあって、日本の平和と民主主義、国民生活の向上のために生ある限り力を尽くす決意を述べて、最後の討論とします。」と述べられました。
与野党から万雷の拍手。
市田さんの討論の前は、ずっと寝ていた自民党の参議院議員が、市田さんの討論の時だけは起きてじっと耳を傾けていたのも印象的でした。
1998年、愛知から八田ひろ子参議院議員が誕生し、秘書として国会へ着任した時からずっとお世話になってきました。
かなりご苦労をおかけしたと思います。
にもかかわらず、いつも温かいお言葉やご配慮をいただき、心から感謝しております。
国会からいなくなってしまい、どうすればいいのか・・・。
まずは参議院選挙で頑張ることが市田さんのご苦労に応えていく道と肝に銘じています。