もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
レポート

第2回 ウィシュマさんの映像記録視聴

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「第2回 ウィシュマさんの映像記録視聴 たった約26分・・・・」
 
衆議院法務法務委員会理事会に参加している議員と希望する法務委員で、名古屋出入国在留管理局で亡くなられたウィシュマ・サンダマリさんの映像記録の第2回目の視聴を行いました。
 
第1回は約6時間半でしたが、第2回は約26分のみです。
(残っている映像記録は、2週間分ですから全体は単純計算で336時間分)
私が希望した箇所も、他の議員が希望した箇所もほとんど視聴ができませんでした(与党に却下されてしまいました・・・)。
 
今回、映像で明らかになったこととして、
①亡くなる3日前の2021年3月3日の出入国在留管理庁調査チームの「報告書」には、看護師との会話で、ウィシュマさんが「述べた」と書かれていますが、映像を観るとほとんど看護師が話をしており、ウィシュマさんの言葉として聞き取れたのは、「死んだ方がいい」とした部分でした。
「報告書」が正確でないことがまた明らかになりました。
 
②私が求めた2月27日の血圧を測る際の映像では、ウィシュマさんの「息ができない」という声が聞きとれました。血圧もかなり低い数値だったのに、看守勤務員の人たちは、「大丈夫だよ」と部屋を去って行きました。
どこが大丈夫なのか?????
 
③さまざま「食べた」と書かれている2月25日も12時台の食事1分50秒、17時台の食事2分。
昼食時間は、おかゆのようなものにフライドポテトを混ぜて2口なんとか口に含んだだけでした。17時台の食事はパウンドケーキごくごく少量。
被収容者処遇規則第26条では1日2200〜3000カロリーとされています。長期にわたって全くカロリーも取れていないのです。
 
質疑応答のなかでは、
④ウィシュマさんは1月28日、「外の病院へ今すぐ連れて行って。今日の医師は私の話を聞いていない。ここまで体調が悪くなったのに病院に行けない。私が死んでもいいのか。」と泣きながら懇願したのち、入国者収容所等視察委員会に病院に連れて行ってもらえないなど訴える手紙を書いて1月30日に投函していました。その時期に名古屋入管で処方薬を飲まなくなりました。名古屋入管への不信があったのだと思います。
 
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私たちが観ることができていない映像で、
きっとウィシュマさんは繰り返し繰り返しSOSを発していたことでしょう。
出入国在留管理庁調査チームの「報告書」では真実はわかりません。
センシティブなプライバシーなどは配慮した上で、ウィシュマさんの映像記録の全面開示が必要です。
 
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