リニア西尾工区のトンネル工事で重傷を負う労災事故発生。
JR東海リニア名古屋工事事務所、国土交通省とやりとりをしましたが、死亡労災事故はじめ事故が相次いでいる責任をどれだけ感じているのか・・・。
すやま初美さん、伊藤けんじ春日井市議は、直接リニア名古屋工事事務所へ行き、「今工事が止まっている岐阜県と地続きで、同じナトム工法の工区であり、工事を中止すべき」と要請したとのこと。回答は後日となるそうです。
▷私がJR東海名古屋工事事務所に回答を求めているのは、
①元請けはどこか。(国土交通省からの回答で、大成建設・日本国土開発・JR東海建設JVとわかりました。)
②岐阜県の岐阜県環境影響評価審査会 より、瀬戸トンネル崩落死亡事故をうけて「JR東海もしっかりと関与し慎重に工事を実施すべきであった。」と言われていたが、どういう対策をとったか?
③JR「中央新幹線安全推進協議会」を設立したが、また事故がおきた。どう考えているのか。
④春日井市、愛知県、労基署、国交省にはいつ報告したか。
⑤原因究明できるまではせめて工事中止するべきだと考えるが、どうするつもりか。
▷国土交通省(今までの担当者が12月末で他の部署に変わってしまいました。)には、リニア工事で事故が相次いでいる責任は事業認可した国土交通省にもあること、原因究明、再発防止と言うだけの実効性のない対策ではなく、労災を所管する厚生労働省、死亡事故など捜査している警察、国交省(鉄道局だけではなく、不動産・建設経済局建設業課)、自治体などで、なぜ労災事故が相次いでいるのか原因究明、下請け代金、安全衛生経費がちゃんと下請けに支払われているかも含めた調査、事業再評価など行うべきこと、二度と死者を出さないことを要請しました。
元請けは、大成建設・日本国土開発・JR東海建設JV。
国土交通省には、何時に報告があったのかを聞きましたが、後日回答となりました。
写真は、死亡事故が起きたリニア瀬戸トンネル工事現場。
しまづ幸広さんと木下律子中津川市議と。(2021年10月)