もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
レポート

「生誕120周年 杉原千畝展」に行きました

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「生誕120周年 杉原千畝展」に行きました。
 
杉原千畝氏は、岐阜県で生まれ育ち、三重県にも愛知県にも静岡県にも住んだことのある人。
出身高校は、現在の愛知県立瑞陵高校(当時は愛知県立第五中学)。
 
私が秘書をしていた八田ひろ子元参議院議員が、瑞陵高校出身でしたので、瑞陵高校出身者の後援会の皆様と杉原千畝記念館へ行ったりしてきました。
 
また、2018年10月の瑞陵高校内にある「センポ・スギハラ・メモリアル」の完成祈念式典にも参加しました。
 
名古屋駅前を通ると、「杉原千畝展」という電子看板を見かけ、電車の時間まで1時間以上あったので、行くことができました。
 
杉原さんは、人道と博愛主義に基づいて命のビザを発行し続けました。
名古屋でこの展示が行われたこと、今の入管のありようと思わず対比してしまいました。
 
また、展示では、1938年12月6日の近衛文麿の最高首脳会議である五相会議で決定されたユダヤ人の対策方針「猶太人対策要綱(ゆだやじんたいさくようこう)」の展示もありました。
 
「猶太人ヲ積極的ニ日、満、支ニ招致スルカ如キハ之ヲ避ク、但シ資本家、技術家ノ如キ特ニ利用価値アルモノハ此ノ限リニ非ス」
資本家や技術家など利用価値がある人は日本に来て良いとの方針です。
会場では「露骨だね」との声がもれていました。
お金がなく、逃げることができず、多くの方々がナチス・ヒトラーに虐殺されたことを思うと本当に悲しくなりました。
障がいがある方々も虐殺されています。
 
二度と繰り返さないために、自分ができることを精一杯やらなければならないと痛感した展示でした。
 
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