もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
レポート

リニア中央新幹線問題プロジェクトチームの会合に参加しました。

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 9月2日、リニア中央新幹線問題プロジェクトチームの会合に参加し、今後の方針を決めました。
 議員は、高橋千鶴子衆議院議員、井上哲士参議院議員、武田良介参議院議員、山添拓参議院議員議員、本村が参加しました。

リニア問題をめぐる局面の変化
◆コロナ禍のもとでリモートワーク、オンラインが進み、よりリニアの採算性の見通しは暗くなっています。
◆しかも総事業費9兆円と言っていたのに10.5兆円にも膨れ上がり、さらに増えていくことは必至です。
◆「地上には影響はない」と言っていたのに東京外環道の大深度地下工事で陥没事故がおき、大深度地下法の前提が崩れました。大深度地下工事のリスク、振動、騒音などの生活への深刻な影響が心配されています。
◆南アルプストンネル掘削で静岡の大井川の水は減水は避けられません。「命の水」を守れ!と立場の違いを超えた大井川流域の皆様が声を上げ、全量・恒久的に水を戻せと訴える川勝知事が再選しました。
◆リニアのトンネル残土は、莫大な量です。熱海市伊豆山地域の土石流被害で、トンネル残土を一体どこに置くのか、安全は確保できるのか、より不安の声が出されています。
◆前から指摘してきましたが、リニアは、今の新幹線の4倍もの電力を消費します。気候危機があり、CO2の排出を削減・ゼロにしなければならない時に、それに逆行する乗り物です。


 これでも続けるのでしょうか・・・?
 山添拓参議院議員より東京外環自動車道の調布陥没事故の現地調査の報告と大深度地下法の廃止を含めた抜本的見直しに向けた報告がありました。
 改めて政府にそれぞれの問題点を指摘し、リニア中止を求めていきたいと思います。

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