もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
レポート

全国一般・愛知アクリル争議支援共闘会議の総会に参加しました

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 理不尽な多国籍企業ダウグループの不当解雇撤回させよう!
 全国一般・愛知アクリル争議支援共闘会議の総会に5月8日、参加しました。
 「公正迅速な仮処分決定と判決を求める」決議を採択し、多国籍企業の横暴に勝利しようと意思統一しました。
 リモートで各地と中継し、原告の皆様や支援者、労働組合の皆様労組役員が参加されました。

 世界でも有数の化学メーカーダウ・ケミカル(米国ミシガン州)の子会社、日本アクリル化学が昨年9月に名古屋工場(港区)を閉鎖。解雇された労働者10人が、不当解雇撤回と損害賠償を求めて名古屋地裁に提訴しています。
 知崎広二代表(愛労連議長)は、「コロナ禍の中、弱い立場の労働者を身勝手に切り捨てるなど世界的大企業にあるまじきやり方だ。必ず勝利しよう」と話しました。
 私は、国会で取り上げたことをご報告をしながら、不当労働行為、嫌がらせ、差別的取り扱いなど「多国籍大企業による横暴で理不尽なやり方は許されない。労働者の立場に立った政治実現へ国会でも頑張りたい」と強調しました。

 全労連の布施恵輔事務局次長はリモートで「世界中で雇用維持に尽力している中、解雇を強行した。世論を広げて勝利しよう」とあいさつ。
 北米ダウ労組議長のケント・ホルシングさん、全労連民間部会のメッセージが紹介されました。
 原告の林義博全労連・全国一般日本アクリル支部委員長が経過報告し、「すでに工場は跡形もなく、悔しい」と訴え。「大企業の身勝手なやり方で技術の海外流出を防ぎ、日本の雇用を守るため、全力を挙げてたたかっていく」と話しました。

 次回弁論は6月17日を予定しています。
 日本アクリル化学は黒字の企業でした。ダウグループは、海外で生産して日本に輸入する計画。多国籍企業の横暴を許さず、日本の産業の空洞化をストップさせるために大事なたたかいです。
全国の皆様の熱いご支援を私からも心からお願いいたします!!!

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