もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
レポート

「結婚の自由をすべての人に」 第3回マリフォー国会に参加しました!

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 「結婚の自由をすべての人に」MARRIAGE FOR ALL JAPAN 第3回マリフォー国会に参加しました!
 2021年3月17日の札幌地裁の画期的な判決
 「同性間の婚姻を認めていない現行法は憲法14条に違反する」
 「異性愛者と同性愛者の違いは、人の意思によって選択・変更し得ない性的指向の差異しかなく、いかなる性的指向を有する者であっても、享有し得る法的利益に差異はない」
 「涙が止まらない」― 様々な方が、それぞれの場所で心を震わせた判決です。

 木村草太教授が、判決を解説してくださいました。
 「原告のみなさん、安心してください。判決によれば、同性婚も、異性婚と同じように
『憲法に根拠を持つ、憲法に祝福された婚姻』です。」
 ※木村先草太教授のホームページに解説が載っています。
 https://blog.goo.ne.jp/kimkimlr/e/79fcce9c7fd8150efffa5268ffcd8c66

 東京訴訟の原告の方は、1月に亡くなられました。パートナーの方からのメッセージが代読されました。
 法律上も共に「ふうふ」となって最期を迎えたい、という原告の方の願いはかないませんでした。
 生前心配していたように、救急搬送で病院に運ばれた際、パートナーの方に「親族でないとだめだ」と言われ、医師からの病状説明を受けられなかったそうです。
 「生きていれば、3月17日の札幌判決を一緒に聞くことができたでしょう。私たちには間に合わなかったけれど、みんなのために、きっと天国で喜んでくれていると思います。」
 一刻も早く婚姻平等法案=同性婚法案を成立させなければ、また間に合わない方々が出てしまいます。

 理事の中川重徳さんは、閉会の言葉で、
 「この判決は、人間として尊厳を認められたい、長い切実な思いのなかで、たくさんの人の成果。思いや努力、法律の専門家が必死に議論をたたかわせて生まれた判決。この声が届けばと思っている。数年のうちに婚姻の平等、自由を実現したいと本気で思ってる」と語られました。
 その重い決意に応えていきたいです。
 皆様と喜び合いながら、憲法違反の状態を立法府・国会が立法で是正する責任を強く感じています。

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