もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
レポート

通常国会が始まりました

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 通常国会が始まりました。
 衆議院本会議で、菅首相の施政方針演説が行われました。
 新型コロナ対策は「これでおわり?」「後手後手じゃないか」「遅い」「ステーキ会食」「持続化給付金を再度やるべきだ」などのヤジがとびました。
 自死対策には「それだけなのか」とのヤジがとびました。
 「カーボンニュートラル」(二酸化炭素< CO2>の排出量と吸収量とがプラスマイナスゼロ)といいながら石炭火力への言及はなく、原発は推進・・・。お粗末すぎます。
 75歳以上の高齢者(年収200万円以上)の医療費窓口負担2倍化することも演説しました。
 コロナ禍で自己責任をいっそう押し付ける政治を絶対に許すことはできません!

 菅首相は、「沖縄の皆さんの心に寄り添い」と言いながら「辺野古沖への移設工事を進めます」と述べました。
 沖縄の苦難の歴史を語り、辺野古新基地建設計画の再考を求めた翁長雄志前沖縄県知事に対し、当時の菅官房長官が「私は戦後生まれで、歴史を持ち出されても困る」と述べたことを含め、菅首相の欺瞞を絶対に許すことはできません。
 あと4日後には発効する核兵器禁止条約についても一言も語りませんでした。
 唯一の戦争被爆国として喜びあうこともできない政治に憤りをもちます。
 憲法審査会のことは、議論を深めることを期待すると述べました。まずは、憲法を守ってから言えと言いたいです。

 菅首相は「おわりに」で「未来への希望を切り拓くため、長年の課題について、この4カ月間で答えを出してきました」と述べました。
 何のことかさっぱりわからない思い込みに恐ろしくなりました。

 

 

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