10月23日、国立歴史民俗博物館の企画展示「性差(ジェンダー)の日本史」を観に行きました。
千葉県佐倉市ということで、ジェンダー平等に力を注ぐ斉藤和子前衆議院議員といっしょに行っていただきました!深謝!!!
偶然にも「しんぶん赤旗」にこの企画展の記事がちょうど載りグッドタイミングでした。
「世界では、常設展示でジェンダーを取り上げるのは当たり前」(横山百合子同展示代表)なのに、日本は「周回遅れ」・・・。悲しい現実を突きつけられながらもじっくりと学んできました。
日本においても暴力による支配とジェンダーの成り立ちは大きく関連していること、遊廓の収入に依存した江戸町奉行所、遊廓への投資構造、リアルに伝わる借金の実態、1938年が遊廓利用者のピーク、女性が遊廓に入るときの悲しい儀式、今でも貼りたい1948年の労働省のポスター(男女同一労働同一賃金は男性にとっても有益だと訴えている点や、女性のエンパワーメント・女性自身が力をつけることを促している点など今でも大事な視点)などなど。
理不尽で涙が出てくる展示もありました。
一人一人の行動によって「変えられる」との最後の言葉。実践していきたいと思います。
「あいちトリエンナーレ・表現」の企画展「不自由展・その後」および《平和の碑》の展示中止に反対する署名を集めて愛知県と名古屋市にわざわざ届けに来てくださった学生さんとも再会できて感激したり、笠井喜美代前会長はじめ新日本婦人の会の皆様にもお会いできたり、声をかけてくださったり、様々うれしいこともありました。
なお、展示品によっては、後半は、なくなってしまうものもあります。お早目に行かれることをお勧めします!