JR東海リニア愛知県工事事務所の回答、現在までに分かってきたこと。
(6月15日の日本共産党愛知県委員会の要請、質問で、その日はJR東海が答えなかった回答など)
リニアは、南アルプスを壊すだけでなく、海も汚すことを痛感しました。
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コロナ禍の影響に鑑み、リニアの計画の再検討は考えているのか?
テレワーク対応増え、インバウンドは減る中、需要予測はできているのか?
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(JR東海の回答)
現時点で計画を見直す必要があるとは考えておりません。
引き続き、中央新幹線計画の早期実現に向けて取組んでいきます。
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リニアの車両の換気はできるのか?
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(JR東海の回答)
リニア車両は、車両に搭載されている空調換気装置により東海道新幹線と
同様のレベルで車内の空気を新しい外気と入れ替えることが可能です。
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名古屋駅新設西工区の工事説明会は開くのか?
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(JR東海の回答)
昨今の状況に鑑み、工事説明会の開催に変わり工事説明資料を地元の皆様に
回覧などさせて頂く事としました。(工事現場近くの方には投函を予定している)
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岐阜県の発生土を三河港明海地区に搬入しているのか?
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(JR東海の回答)
三河港明海地区に搬入している。
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三河港明海地区に運搬している土は土壌汚染対策法をこえているのか?
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(JR東海の回答)
南垣外はトンネル発生土であり、土壌対策発生土の対象外ではあるが土壌汚染対策法に準ずる試験を行っている。
発生土運搬車両の分散や、発生土の分析結果を踏まえ、受け入れ先との協議を踏まえて、受け入れ基準、時期などを充たす土を運搬しています。
土壌対策基準を超過した自然由来の重金属などを含む発生土のうち、三河湾の受け入れについては、海洋汚染防止法、その他、当該公有埋め立て工事における、土砂の受け入れ基準をみたすもの。その他は、以下の通り。
ダイオキシン類による大気の汚染、水質の汚濁(水底の底質の汚染を含む)及び土壌の汚染にかかる環境基準(平成11年環庁告示第68号)、「再資源の利用の促進に関する法律」に基ずく「建設業に属する事業を行うものの再生資源の利用に関する判断の基準となるべき事項を定める省令」(平成3年10月25日建設省令第19号)の別表一における第3種の建設発生土以上で、原則として含水比40パーセント以下、コーン指数400KN-㎡以上のもの。
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日本一、あさりの稚貝がわく六条干潟近くの海に土壌汚染対策法の環境基準を超える有害物質含有の残土の搬入を
愛知県漁連の方に伺ったら説明は聞いていないとのことだった。説明もなく行っていることについてどう考えるのか。
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(JR東海の回答)
受け入れ先の三河港明海地区公有水面埋め立て事業では、受け入れ基準(=土壌汚染防止法の環境基準を上回るもの)に適合した土を運搬しております。公有水面埋め立て事業の事業主体である株式会社総合開発機構から5月8日に県漁連に説明されているとは伺っております。何を説明したかは、株式会社総合開発機構に聞いてください。
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リニア残土の持って行き先【愛知県内】
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※ただし、ヒ素など土壌汚染対策法の基準をオーバーした有害物質を含んだリニア残土などは、産廃最終処分場に運んでいるとのことで、その場所は、情報公開なし(怒)
※土壌汚染対策法の基準をオーバーした有害物質を含んだ残土が出た非常口名も情報公開なし(怒)
(JR東海の回答)
◆西尾非常口(春日井市)から出た残土
⇒愛知県珪砂鉱業協同組合(瀬戸市)
⇒中部ソイルプロセッシング協同組合(岐阜県多治見市)
⇒内津(うつつ)工業株式会社(春日井市)
◆坂下非常口(春日井市)から出た残土
⇒三河港神野西地区(豊橋市)
◆神領非常口(春日井市)から出た残土
⇒愛知県珪砂鉱業協同組合(瀬戸市)
◆名城非常口(名古屋市)から出た残土
⇒広域防災活動拠点基盤整備工事(愛西市)
⇒大府北山特定土地区画整理事業(大府市)
⇒愛知用水土地改良区(東海市)
◆名古屋駅
⇒三河港明海地区(豊橋市)
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リニア残土の持って行く自治体の住民の皆様への説明は、
瀬戸市の地域では行われたが、他の地域はどうなっているのか。
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(JR東海の回答)
関係自治体と協議して、その都度周知の方法を考えている。
(⇒住民の皆様が知らないうちに運ばれていることが多いと思う。)
※なお、JR東海は、文書や資料で回答することを拒否し、口頭で述べるだけですので、
誤りがあったらご指摘ください。再度、JR東海に聞きます。