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レポート

「G20、女性活躍、そしてSDGsゴールド5へ ~ジェンダーギャップを解消するために~」院内集会に参加!!!

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 「G20、女性活躍、そしてSDGsゴールド5へ ~ジェンダーギャップを解消するために~」という集会に12月6日参加しました。

 その中で、大和証券では、19時には全員退社することを徹底していること、そのことが女性の活躍につながっているとのお話がありました。

 

 

 男性社員の育児休暇取得率は100%。また、副産物と社長さんがおっしゃっていましたが、19時には退社することになっていることが、社員の皆様が自己研さんに努められることにつながり、資格試験合格者が増え、キャリアアップにもつながっているとのことでした(会社にとってプラスになるキャリアアップのための勉強を労働時間外でやるのがよいかどうかの評価はあると思います)。

 集会には超党派の議員が参加し、私も挨拶をしました。
 質問で取り上げ日本のジェンダーギャップの問題や、ジェンダーギャップ指数世界1位のアイスランドでは2022年までに男女賃金格差をゼロにする法律をつくって事業主が男女賃金格差がないことを証明しなければならないなどいっそう施策を進めていることなどもお話し、ジェンダーギャップをなくしていくために力を尽くす決意を申し上げました。

 片山さつき大臣が参加していましたが、天賦人権説を否定する方が、男女共同参画担当大臣であることのおかしさを痛感します。
 残念ながら、ジェンダーギャップをなくしていく熱意の感じない大臣のあいさつでした。

SDGsゴール5とは?

 持続可能な開発目標(SDGs)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。
持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。

17のゴールのなかで5つ目の目標が、SDGsゴール5です。

目標 5. ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う

5.1 あらゆる場所におけるすべての女性及び女児に対するあらゆる形態の差別を撤廃する。

5.2 人身売買や性的、その他の種類の搾取など、すべての女性及び女児に対する、公共・私的空間におけるあらゆる形態の暴力を排除する。

5.3 未成年者の結婚、早期結婚、強制結婚及び女性器切除など、あらゆる有害な慣行を撤廃する。

5.4 公共のサービス、インフラ及び社会保障政策の提供、ならびに各国の状況に応じた世帯・家族内における責任分担を通じて、無報酬の育児・介護や家事労働を認識・評価する。

5.5 政治、経済、公共分野でのあらゆるレベルの意思決定において、完全かつ効果的な女性の参画及び平等なリーダーシップの機会を確保する。

5.6 国際人口・開発会議(ICPD)の行動計画及び北京行動綱領、ならびにこれらの検証会議の成果文書に従い、性と生殖に関する健康及び権利への普遍的アクセスを確保する。

5.a 女性に対し、経済的資源に対する同等の権利、ならびに各国法に従い、オーナーシップ及び土地その他の財産、金融サービス、相続財産、天然資源に対するアクセスを与えるための改革に着手する。

5.b 女性の能力強化促進のため、ICTをはじめとする実現技術の活用を強化する。

5.c ジェンダー平等の促進、ならびにすべての女性及び女子のあらゆるレベルでの能力強化のための適正な政策及び拘束力のある法規を導入・強化する。

 
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