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レポート

東京医科大学・女子受験生差別問題で、文部科学省・緊急調査の「中間まとめ」(23日発表)の報告を受けました!

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 東京医科大学の入試で女子受験生が差別的にあつかわれたことが発覚したことを受けて実施されている文部科学省の緊急調査の「中間まとめ」(23日発表)について、10月26日、畑野君枝衆議院議員、吉良よし子参議院議員とともに国会内で文部科学省から報告を受けました。
 同調査は現在、医学部医学科のある全国の全81大学を対象に行われています。

「中間まとめ」では、女性や浪人生に不利な得点操作をしていた事例が確認されたことが盛り込まれていますが、募集要項であらかじめ説明している合否判定基準に反して、性別や年齢などで得点差をつけることは「不適切」と述べるにとどまっています。

 報告を受けた畑野議員は、東京医科大学の入試問題を調査している第三者委員会の報告書では、女性を不利益に扱う入試は平等原則や教育の機会均等などに著しく反し「到底許されない」と述べていることを示し、文科省も同様の立場で報告書をまとめるように要求しました。

 吉良議員は、「中間まとめ」には女性差別との認識が示されていないと批判。女子受験生から「結婚や出産した場合は仕事をどうするのかと面接で聞かれる」との声があがっていることを紹介し、「入試における女性差別は絶対に許さないというメッセージをはっきり打ち出すべきだ」と語りました。

私も、なぜ差別と言わないのかという問題や結婚や出産に関して受験の面接で聞くことは不必要だという認識を文部科学省として示すことを求めました。

 文科省高等教育局・三浦和幸課長は「認識は共有している」として、年内にまとめる予定の最終報告書には、入試に関する基準を示すことを検討する考えを示しました。

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