7月13日、豪雨による河川の氾濫などで被害を受けた岐阜県関市、郡上(ぐじょう)市を調査しました。
武田良介参院議員、島津幸広前衆院議員とご一緒です。
関市では、河川の氾濫などで1人が死亡し900棟以上が浸水被害をうけました。
猿渡直樹市議とともに、多数の被害が出た上之保(かみのほ)地区や武儀(むぎ)地区を調査。津保(つぼ)川の氾濫で浸水した上之保地区では住民の方々やボランティアの方々が水に漬かった家屋の片付けに追われていました。
川のすぐ横の自宅が床上1メートル35センチ浸水した女性は「今は2階で生活しています。冷蔵庫や電化製品はもう使えない。これからの再建のことが不安」。家の外で家財を洗っていたご夫婦は「朝から晩まで水を使っている。水道料金を減免して」と要望。「カジノの審議なんかしないで、国からどんと支援をお願いしたい」と訴えました。
その場から内閣府や厚労省に電話をかけ、水道料金の減免を要望。被災者の方々に災害救助法の支援制度をお知らせつつ、岐阜県にも被災者生活再建支援法の適用(13日15時、関市に適用が決まったそうです)や激甚災害指定するよう求めなければとあらためて痛感しました。
地域の所長さんは自ら被災しながら懸命に頑張っています。ボランティアの皆様も大勢入ってくださっていますが、今後の生活を皆様、大変不安に思ってみえます。
郡上市でも、道路寸断や家屋浸水など多数の被害が出ています。
野田勝彦市議とともに和良(わら)川の増水で約300メートルにわたって護岸が崩れ被害を受けた振興事務所や診療所、臨時の診療所になっている保健センターを訪問し、財政支援、遠隔地でもチェックできる水位計の設置箇所を増やすことなど要望をうかがいました。
国に要望をしなければならないことが、まだまだあります。
引き続き、地元の皆様とともに頑張らなければ。