4月24日は午前、午後と「第8回 財務省セクハラ問題 野党合同ヒアリング」に参加しました。
セクハラ被害を訴えられている福田事務次官の辞任が閣議決定された問題と、閣議決定の直後、麻生財務大臣が「はめられて訴えられているんじゃないかとか、いろいろなご意見が世の中いっぱいある」と被害者を傷つける発言した問題が焦点となりました。
財務省は、福田氏の辞任は閣議決定したが、 退職金(約5300万円)の支給については留保すること、 調査の結果、セクハラ認定し、処分となれば、その分減額するということになっている、と述べました。
麻生大臣の上記の発言について財務省は、「ご自身のネットワークのなかで見聞きされた話を紹介されただけで、ご自身の見解を表明したものではない」と答えました。
参加議員で、「ネットワークのなかの話はいろいろあると思うが、なぜその話をあえて選択したのか」、「一番大事にしなければならないのは、被害者の保護なのに、なぜ“はめられた”との話をするのか。話を聞いたとしても(被害者保護を一番に考えれば)言わないはずだ」など抗議しました。
さらにテレビ朝日側から、調査のやり方へのご意見が出されたことを受けて、財務省は「テレビ朝日側が求める形で、納得いく形でやっていきたい」と調査方法を見直す方向であることも明らかにしました。
野党合同ヒアリングで最初の時から第三者性のあるところによる調査を求めてきましたが、やっと。
明日のヒアリングで、麻生大臣が述べた「ネットワーク」とは何かの回答、改めての「はめられた」財務大臣発言の謝罪・撤回要求への回答、財務省の顧問弁護士事務所へ仕事を依頼した内容が分かる資料の提出など行うように求めました。