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危険、騒音などこれ以上の負担は許されません!
浜松基地問題で防衛省に要請
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航空自衛隊浜松基地(浜松市西区)の救難ヘリコプターが訓練中に遠州灘で墜落(昨年10月)するなど、相次ぐ自衛隊機の重大事故が繰り返される中、基地周辺の住民の皆様は、「いつ落ちるか心配だ」、「家の上を飛ばないでほしい」と不安急増しています。
日本共産党は3月20日、
防衛大臣あての
「第41教育飛行隊の移動計画中止等の万全な安全対策を求める要請書」、
「基地周辺テレビ放送受信料助成の継続等を求める要請書」を手渡し、要請しました。
要請には、平賀たかしげ静岡県議、酒井豊実浜松市議団長、小黒啓子浜松市議、北島定浜松市議、落合勝二浜松市議が参加。もちろん、島津ゆきひろ前衆議院議員も!!!
武田良介参議院議員、私もとむら伸子も同席しました。
「第41教育飛行隊の移動計画中止等の万全な安全対策を求める要請書」の要請項目は、
1、万全の再発防止対策をとること。
2、病院、学校、幼稚園、保育園の上空は飛行しないこと。
3、市街地上空の夜間・早朝訓練、及び、T-4と警戒管制機のタッチ&ゴー等の訓練を中止すること。
4、第41教育飛行隊(T-400練習機・10機)の浜松基地への移動計画を中止すること。
「基地周辺テレビ放送受信料助成の継続等を求める要請書」の要請項目は、
1、受信料の助成制度は現状のまま継続すること
2、防音工事対象区域の指定値を75W以上から引き下げること
3、住宅防音工事の申請者に対して速やかに工事を実施すること
私は、冒頭、「今でも住民の皆様は、騒音に苦しみ、危険性があり不安な日々を送っています。にもかかわらず、第41飛行隊は受け入れろ、NHK受信料の助成はやめる、ということは到底受け入れることはできません。住民の皆様の切実な思いを地方議員団と島津ゆきひろ前衆議院議員が届けにきている。重く受け止めてほしい」と述べました。
酒井浜松市議団長は、2月16日に浜松市長と静岡県知事が連名で「航空機の安全飛行について」の要請を防衛省に提出したこともあげ、市民・県民の皆様あげて危機感を持っていると強調しました。
防衛省は、運用、整備、教育を徹底し、パイロット教育をするためにもT—400の移動をすすめると答えました。
要請団は、墜落の危険性への対処が何もなされていないと批判。80万人都市の市街地のど真ん中にある浜松基地に、危険を増やす練習機の移動はおかしいと強調しました。移動の件について防衛省は持ち帰って検討すると答えました。
また、基地周辺住民への「騒音対策」としてNHK受信料の一部助成を廃止する計画についても、助成制度の継続を要請しました。
浜松基地周辺の対象者は3万2000件で、そのうち今回の見直しで影響を受けるのは1万8000件です。防衛省は、住宅防音工事をすれば20~25デシベル軽減できると述べ、防音工事をしたところから助成の見直しをしていくと回答しました。
要請団は、防音工事が済んでいる住宅であっても航空機の騒音でテレビも電話も聞こえない実態をあげ、航空機騒音の環境基準値(62デシベル以下)が全く達成されない中での廃止は到底認められないと批判。防音工事で完了とする防衛省にたいし、検証を求めました。防衛省は、持ち帰って検討すると答えました。