もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
レポート

ストップ・リニア!訴訟の第七回口頭弁論を傍聴!訴訟のシンポジウムに参加しました!!

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 11月24日、ストップ・リニア!訴訟の第七回口頭弁論を傍聴しました!!! 傍聴者でいっぱいで抽選でした。

 今回は、愛知の原告団の口頭弁論です。 春日井市でストップリニアの運動に先頭にたって頑張っている川本正彦さんと環境問題の専門家である元愛知県職員の大沼淳一さんが語られました。 弁護団では、愛知から樽井直樹先生が来られていました。

 川本さんは、リニアルートのすぐ近くで亜炭廃坑の陥没が続いて起きていること、学校や住宅がある地域で、地下水でバランスがとれているところにリニアトンネルを掘ればバランスが崩れ、陥没が起きてしまうのではないかとの心配、事前の事業説明会では説明がなかった深夜3時までの工事、工事車両の問題などなどお話しされ、自然と生活を壊すリニアの中止を求めました。

 大沼さんは、愛知県公害調査センター、後の愛知県環境調査センターで調査研究を行ってきた知見から、美濃帯という地層を掘り出し、発生した天然由来物質によって環境汚染が発生している事案を具体的に指摘しました。 すでに水質汚染事件が起きているにも関わらず、JR東海の環境影響評価書では、ほとんど記述されていないと強調しました。 お二人ともたいへんわかりやすいお話でした。

 次の口頭弁論は、1月19日14:30~@東京地裁で、東京と川崎の原告の皆様が意見を述べられます。(傍聴券は14時前に行かないと抽選もできません。) 

 裁判のあとは、傍聴にこられていた柳沢けさみさんとリニアのこと、F35のことなど意見交換し、有意義でした。

 その後、ストップ・リニア!訴訟のシンポジウム「リニア新幹線 隠された真実」が国会内で開かれ、畑野君枝衆議院議員、山添拓参議院議員とともに参加しました。 立憲民主党の議員も参加しました。  環境経済研究所の上岡直見さんが「リニア新幹線と地域社会・経済」というテーマで、環境地盤研究所所長の徳竹真人さんが「トンネル工事と地盤」というテーマで、ストップ・リニア!訴訟弁護団の山下潤さんが「リニア中央新幹線に全国新幹線鉄道整備法を適用してはならない」というテーマで発言されました。  それぞれが示唆に富むお話で、国会でやりたいことは山積しています。 少しでも皆様のお役に立てるように引き続き全力を尽くします。

皆様、本当にありがとうございました<(_ _)><(_ _)><(_ _)>

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