不動産関連の大手会社、レオパレス21からサブリース契約で損害を受けたとして建物所有者であるオーナーの皆様が、東京地裁に提訴した問題で9月20日、所有者団体の「LPオーナー会」の皆様と弁護士の皆様が、国会内で国土交通省と消費者庁に対し、同社への調査や行政処分などを求めました。
サブリースとは、土地所有者が建てたアパートを業者が一括して借り上げ転貸する事業です。
オーナーの皆様は、契約内容の不履行や説明が不十分なままに同社から過度な家賃減額に追い込まれ、金融機関への返済が難しくなった所有者が増えていることを指摘。
強引な言動で賃貸借契約を解約させられるなど、多くの所有者が被害にあっている実態を告発。
被害を拡大させないために調査し実態を把握するよう求めました。
同会の前田和彦代表は「レオパレスは『終了プロジェクト』と称し、所有者自らが賃貸借解約をするようしむける。金融機関への返済を狂わせるような家賃減額を組織的に行ってくる。そんな現状にがまんならない」と訴えました。
宮本徹衆議院議員と私もとむら伸子が同席し、これ以上被害者が出ないよう対策を求めました。