もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
レポート

総理官邸前で、「平和の波 おりづるアピール」行動が行われました。

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核兵器禁止条約への各国政府による調印が始まる9月20日。
(ニューヨークで日本時間20時ごろと言われています)

被爆者の方々、平和を願う皆さんが、総理官邸前に集まり、「日本政府は核兵器禁止条約に参加を!」と訴える「平和の波 おりづるアピール」行動が行われました。

官邸前に到着すると被爆者の方々が座り込みをしている姿、愛知から愛友会事務局長の水野秋恵さん(広島で被爆)の姿がみえ、胸がいっぱいになりました。

日本共産党からは、笠井あきら政策委員長、井上さとし参議院国対委員長、大平よしのぶ衆議院議員、私もとむら伸子が参加しました。

東京、千葉、神奈川、埼玉、愛知、近畿、愛媛、長崎、熊本などから被爆者の方々が約60人かけつけ、官邸前で次々とスピーチしました。

いてもたってもいられず、入院先から来られた被爆者もみえました。

「被爆者の願いを踏みにじらないでほしい。踏みにじるんだったら総理大臣をやめよ」

「この条約ができたとき、生きていてよかったと多くの被爆者が思いました。光が差し込んできました。ホワイト議長に署名を渡しましたが、300万人分もの署名に感動をもって受け止めてくれました。中満泉さん(国連軍縮担当上級代表)も大きな後押しをもらったと思っているといってくれました。ヒバクシャ国際署名を億という数を集めるために頑張りたい」

「今までは、亡くなった被爆者の死は無駄のように思えた。しかし、核兵器禁止条約は死が無駄ではなかったと思わせてくれた。でも、まだ安らかに眠ることはできません。核兵器をなくして安らかに眠れるようにしたい」

愛知の水野さんは、「広島の爆心地から1.2キロのところで、祖母の家で被爆しました。外にいたら死んでいたでしょう。愛知は人口の半分の署名を集めようと頑張っています」と力強く訴えました。

 

 核兵器禁止条約への批准をせまる大変感動的な集会でした。

 その後、日本被団協の皆様が主催し、ヒバクシャ国際署名連絡会の皆様が協力する「核兵器禁止条約への日本政府の参加を求める院内集会」が開かれました。

 各党への要請文を受け取り、各党代表が挨拶しました。

 日本共産党からは、笠井あきら政策委員長が、ニューヨークにいながら核兵器禁止条約にサインせず、足を引っ張る安倍首相の情けない姿への怒り、核兵器禁止条約にサインできる政府に変える決意など心からの連帯の思いを述べ、井上さとし参議院国対委員長、大平よしのぶ衆議院議員、私もとむら伸子が参加しました。

50カ国が批准して90日後に発効することになり、発効は確実だと言われています。

核兵器をなくすまで、たたかい続ける被爆者の皆さんの熱い思いが伝わる集会でした。

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