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レポート

8月13日【NHKスペシャル「731部隊の真実~エリート医学者と人体実験~」視聴メモ】

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【NHKスペシャル「731部隊の真実~エリート医学者と人体実験~」視聴メモ】

関東軍防疫給水部 731部隊
細菌兵器の秘密部隊

その全貌を知る手がかりがロシア・モスクワで見つかった

旧ソ連で開かれた軍事裁判での
当事者たちの肉声 22時間の音声テープ

生きた人間を実験の材料にしたと証言

中国人、満州人など3000人が実験で犠牲になったと言われている

国内外の数百点の資料を収集

東大、京大などのエリートが主導していた

現存する資料では、
京都帝国大学11名
東京帝国大学6名
はじめ40人集められた

731部隊の中枢にエリート医学者がいた

なぜこれほど多くの医学者がかかわることになったのか

文部科学省と京都大のやり取りの資料

細菌研究 今の500万円近いお金が研究者へ

京大の医学部長

軍と結びつき、多額の研究費を得ていた

今のお金で2億5000万円の研究費を得ていた

若い研究者が断っても破門すると言って行かせた

東京大学でも総長と731部隊の部隊長との関係があった

大学の幹部と731部隊の部隊長が結びつくなかで、優秀な研究者が集められていった

どろ沼化の1940年代

中国で、少なくとも3回 細菌を散布した
国際条約で違法だったが、日本は批准せず使用

ソ連が満州に侵攻

囚人をすべて殺害
実験施設も破壊

医学者は、特別列車で帰国
(逃げ遅れた人が旧ソ連の裁判にかけられた)

戦後、731部隊の行為について、罪に問われることはなかった

アメリカは、人体実験のデータと引き換えに 責任を免除した

731部隊で人体実験を行っていた医学者は、金沢大学の学長に就任し、医学会の重鎮になった人、京大で教授などいた

731部隊について、72年となる今年、改めて問われている

日本学術会議で
防衛省から大学への資金提供が問題となった

会場では、731部隊が取り上げられた

科学者が戦争を残虐化してきた歴史が語られた

戦争へと突き進むなかで いつの間にか人としての一線を越えてしまう戦争

裁判のなかで、「自分の悪事に対しまして、生まれ変わって人類のために尽くしたい」と反省の言葉を語った医学者は、帰国し、自死されたと言われる

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