8月6日、「広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式」に参列し、献花をしました。
党国会議員団からは、志位和夫委員長、笠井あきら政策委員長、大平よしのぶ衆議院議員、高橋千鶴子衆議院議員、藤野保史衆議院議員、井上さとし参議院国対委員長、私もとむら伸子が参列。
垣内京美比例中国ブロック予定候補や広島県からは、辻恒雄広島県会議員、広島市議団から中原洋美市議、村上厚子市議、中森辰一市議、藤井敏子市議、村上昭二広島県委員長も参列しました。
この一年間に亡くなられたことが確認された被爆者の方々は5530人、これまでに亡くなられたことが確認された被爆者の方々は30万8725人となりました。
亡くなられた被爆者の方々に心からの哀悼の意を表します。
8時15分、黙祷し、核兵器禁止条約が採択されたことをご報告し、日本政府に批准させるために全力をあげると誓いました。
式辞のなかで、広島市議会議長は、核兵器禁止条約が採択され、被爆者の方々の苦しみが明記されたこと、核兵器の使用、開発、保有など、幅広い項目が禁じられたことは、「核兵器廃絶に向けた新たな一歩として評価される」と述べ、「核兵器のない世界の実現に向け、核保有国をはじめ世界各国のリーダーには、同条約の実効性を高めるための英断をしていただくことを強く望みます」と語られました。
松井一實広島市長は、「特に、日本政府には、『日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓う。』と明記している日本国憲法が掲げる平和主義を体現するためにも、核兵器禁止条約の締結促進を目指して核保有国と非核保有国との橋渡しに本気で取り組んでいただきたい。また、平均年齢が81歳を超えた被爆者はじめ、放射線の影響により心身に苦しみを抱える多くの人々に寄り添い、その支援策を一層充実するとともに、『黒い雨降雨地域』を拡大するよう強く求めます」と「平和宣言」で語られました。
こども代表の方々からは、
「一人一人の命の重みを知ること、互いを認め合うこと、まっすぐ、世界の人々に届く言葉で、あきらめず、粘り強く伝えていきます。
広島の子どもの私たちが勇気を出し、心と心をつなぐ架け橋を築いていきます。」と「平和への誓い」がありました。
安倍首相もあいさつしましたが、私の心には何も響きませんでした。「本気」が伝わってこないのです。写真も何枚も撮ったのにうまく撮れませんでした。
政治家の発言で、唯一、核兵器禁止条約について言及さえしませんでした。
国連事務総長代理の中満泉さんは、凛として素敵でした。
核兵器のない世界、日本国憲法の実現の決意を新たにした参列でした。