生きているうちに名誉回復を!と5月12日、レッドパージ反対全国連絡センターの皆様が、国会請願署名をもって、国会内で集会を開かれました。
日本共産党から仁比そうへい参議院議員が、閣議決定によって行われたレッドパージを追及した国会質問をふまえた講演を行いました!
清水忠史衆議院議員、山添拓参議院議員、私もとむら伸子も参加し、連帯の挨拶をしました。
被害者のお一人は、「私も88歳。これが最後の集会になるかもしれない。国連にもいった。レッドパージ被害者の名誉回復を生きているうちに」と語られました。
日本のレッドパージは、1949年から1951年にかけてGHQ(連合軍ー事実上アメリカ総司令部)の助言・示唆を受けて、吉田内閣が閣議決定し、政府と財界が自らの意思で、4万人以上と推定される日本共産党員と支持者、労働組合活動家を言われなきレッテル貼りで、強権的に職場から追放した深刻な人権侵害です。
GHQが占領していたとは言え、思想、信条の自由、表現の自由、労働者の権利、個人の尊厳を保障した日本国憲法下で、こうした人権侵害が行われました。
同じようにレッドパージをしたアメリカでも名誉回復を行いました。
また、イタリア、スペインも被害者の国家賠償を実施しています。
日本国憲法の規定を現実のものにするためにも何としても被害者の方々の名誉回復、国家賠償を勝ち取りたいです!!!!!