1月9日22時からのNHKスペシャルは
「シリーズ東日本大震災
それでも、生きようとした
~原発事故から5年・福島からの報告~」
「去年、世界的な医学誌に、日本の医師がまとめたあるデータが掲載された。年齢構成などをならし他県と比較した福島県の自殺率が震災4年後から上昇しているというものだ。現場からもそれを裏付ける現象が報告されている。福島で心の問題を受けつける電話相談には1日平均150本の相談電話が寄せられ、その数は全国と比較すると3倍以上。相談内容は年を追うごとに緊急性の高いものが増え、一件当たりの相談時間も長くなっている。今になって増加の傾向を見せる福島の自殺。背景の一つとして指摘されるのが、時間を経るごとに複雑化する原発事故被災者を取り巻く環境だ。また、個々の境遇にも違いが現れ、かつて親しかった親族や知人との間に分断が生まれ孤立感が深まっているという指摘もある。番組では、死を防ごう…と福島で奔走する医師やNPOの取り組みを中心に、震災から5年半が過ぎた今、被災者の心に何が起きているのかを考えてゆく。」
福島第一原発の事故で、大切にしてきた生活が、人とのつながりが、農地が奪われ、自ら命をたつ方々が震災4年後から急増し、亡くなった方々の背景を取材していました。
これだけ多くの人々を苦しめているという自覚が原発を推進してきた大企業や政治家にあるのでしょうか。
この現実に真剣に向き合うのであれば、原発再稼働などできないはずです!!!!!
原発利権集団、絶対に許すまじ。