もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
レポート

大鹿リニアを止める実行委員会の皆さんが要請に来られたとき、JR東海からの回答を本村事務所に伝えると国土交通省が言っていた回答がきました。

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 10月28日、大鹿リニアを止める実行委員会の皆さんが要請に来られたとき、JR東海からの回答を本村事務所に伝えると国土交通省が言っていた回答が11月2日にきました。

 切実な声に応えていないのですから、これで納得できるはずがありません!!!!!

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【国土交通省  鉄道局 施設課  環境対策室からのメール】

遅くなり申し訳ございませんでしたが、
10/28に大鹿リニアを止める実行委員会の方々から
ご指摘いただいた事項につきまして、
JR東海より下記の回答を得ましたのでご報告いたします。

(以下、JR東海からの回答内容です)

○一方的に工事説明会が開催され、住民側が対応をさせられる
・・・工事説明会の開催日時については、大鹿村や開催する対象の自治会長にも事前にご相談したうえで決定してまいりました。
また、大鹿村には平成27年6月より大鹿分室を開設し、中央新幹線についてご質問等を受け付ける体制を整えております。

○工事説明会では一人3問までという条件が付けられる。住民側が理解しようと思っても理解できない。
・・・工事説明会のご質問については、できる限り多くの方からご質問いただけるよう、まずはお一人につき1回3問までとさせていただきました。
いずれの工事説明会においても、2回目以降のご質問も受け付け、
全ての方のご質問に回答し、ご質問がないことを確認した上で工事説明会を終了しました

○住民説明会は、JR東海の一方的な説明であり、質問しても回答がないままにされてしまっている。
・・・工事説明会では、当社から工事概要等についてご説明した後に出席者の方からのご質問の時間を設け、全ての方のご質問やご意見に回答しております。
なお、回答に不十分な点があれば、大鹿分室で回答させていただきます。

○JR東海に申し入れをしても、どこまで上にあがっているのか分からないため、本日、品川の本社に申し入れをしようとしたら、大鹿村の分室に行けと言われた。
 これが住民の理解を得ようとする対応なのか。
・・・当社では、住民の皆様から中央新幹線に関するご質問をお受けする窓口として、各都県に工事事務所および環境保全事務所を開設しております。
今回の申し入れについては、事前に当社広報部に対して、
申入書を本社(品川ビル)に持参したいとのお話をいただいたため、中央新幹線の大鹿村に関する事柄について大鹿分室で承る回答をいたしました。
この上で、10月28日に申入書を本社に持参されたため、
中央新幹線の大鹿村に関する事柄について大鹿分室で承る旨を再度回答いたしました。
なお、大鹿分室になされた申し入れ等については本社に報告されることとなります。

○このような対応の結果、リニア事業に理解できていないものが大勢いるなか、
 何故、11月1日に着工できるのか。
・・・当社はこれまで地元での説明会等に加え、大鹿村では平成27年6月に工事事務所の分室を設置して社員を常駐させ、
地域の皆様からご意見やご質問に対応する窓口を設けてご説明してきました。
工事説明会等の場でも、工事の具体的な内容に関するご質問に加え、中央新幹線計画を後押しするようなご意見やご質問もいただいております。
また、先般、工事説明会等で説明してきた工事用車両の通行等に関する事項について大鹿村と確認書を締結するなど、工事着手に向けて関係者との調整を進めてきました。
今後も、中央新幹線の大鹿村に関するご質問等には大鹿分室で承るなど、ご理解いただけるよう努めるとともに、工事の安全・環境の保全・地域との連携を重視して取り組んでまいります。

以上

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