10月27日、超党派の水制度改革議員連盟第17回総会に清水忠史衆議院議員、山添拓参議院議員とともに参加しました!
水循環基本法ができ、水循環基本計画(2015年度~2019年度の5年間)ができました。
この充実を図っていくことも含め健全な水循環の維持・回復のための超党派の議員連盟です。
水循環基本法フォローアップ委員会(座長・沖大幹東京大学教授)とも連携しています。
法律もつくって地下水の保全を進めていくことも目標とされています。
神奈川県内広域水道企業団の皆様から全国大規模水道用水供給事業管理者会議「水源地域における関係機関の連携と財源措置に関する要望書」についてお話をいただき、意見交換。
全国の既存ダムに堆砂がたまり、2014年10月の会計検査院改善処置要求が出されています。
計画堆砂量にたいする堆砂率が40%以上のダムが約4分の1になっており、なかには堆砂率が80%を超えるダムや既に計画堆砂量を超えているダムもあることなどお話がありました。
神奈川県の丹沢湖(三保ダム)では、100年で堆砂率が100%になる計画が40年で88%になっている問題が出されました。
堆砂がたまりすぎると利水、治水ともに問題が発生します。
関係機関の縦割り解消、森林の貯留・涵養機能の向上、堆積土砂対策事業費についての国庫補助制度等の創設について要望されました。
意見交換のなかで、森林ボランティアをやってきた経験から、人工林の間伐などを行う森林組合の作業班の方々が安心して働き続けられるような仕組みづくり(有期雇用ではなく安定雇用にすることや賃金・社会保険など労働条件の向上)が必要なこと、切り出した木材の運搬費用の補助など行っている自治体では大変現場に喜ばれていることなど発言しました。
自然環境を守り、命の水を守っていくためにがんばっていきたいと思います。
どうもありがとうございました。