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レポート

写真の資料は、10月4日の予算委員会でのリニアへの3兆円公的資金投入問題の質問で使った資料です。

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写真の資料は、10月4日の予算委員会でのリニアへの3兆円公的資金投入問題の質問で使った資料です。
出典は、財務省理財局『財政投融資レポート2016』です。

財務大臣が逃げられないように財務省の基本的な資料を使いました。

そこには「財政投融資計画の編成」と書いてあり、財務省として①政策的必要性②民業補完性③償還確実性など精査すると書いています。

 そして、一番下の図では、審査にあたって、財政制度等審議会(財政審)が二度開かれるのが一般的な流れだと記されています。

 10月4日の予算委員会では、JR東海・リニアへの財政投融資3兆円の公的資金投入について、財政審を開かず、持ち回りのまったくいい加減なやり方で決めてしまったことを告発しました。

 品川―大阪まで9兆円と言われている建設費の根拠(つまりはJR東海が今後出すお金)、過大な需要予測(JR東海に今後入ってくるお金)について精査していないことがはっきりしました。

 麻生財務大臣は、まともに答えることができないので、以下のような答弁をしたのだと思います。

「私どもは、9兆300億とたしか記憶いたしますけれども、9兆300億のものが確実にどうなるか。私、生きていたら証明したいと思いますけれども、それまで生きている保証がありませんので何ともわかりません」
「私どもとしては、9兆円という予算を頂戴しておりますので、そのいただいたものに基づいて、我々としては、いわゆる償還の確実性というものが、先ほど申し上げた数字から、償還が確実。時間が延びるというのは十分にあり得ますよ、もちろん。
そういった意味では、私どもとしては、それが確実にできるかというと、残念ながら、それまで生きている保証が私にはありません」
「百歳以上、百歳まで生きているという保証はありませんので」

無責任すぎます。
こうしたやり方を絶対に許すわけにはいきません!!!!!

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