9月10日、愛知県東海市の玄猷寺での「第8回 大府飛行場中国人強制連行殉難者追悼式典」に参列しました。
辻井タカ子東海市議、坂ゆかり東海市議もご一緒でした。
1944年、中国から強制連行された人々が、愛知県大府市と東海市に位置する大府飛行場で地崎組(今の岩田地崎建設)のもと、すさまじく過酷な労働、生活を強いられ、命を奪われ、あるいは負傷し、病にかかりました。
亡くなられた方々に心からの哀悼の意を表します。
そして、被害に合われた方々への謝罪と賠償、記憶を残し伝えることをしっかりと行わせなければなりません。
日本の若者が戦場へ行き、労働力不足になり、補うために中国から人々を連れてきて働かせたのです。
「三菱マテリアル和解と今後の展望」を語ってくださった大谷猛夫さんによれば、地崎組幹部がそもそも中国から労働者をつれてこればいいと国に提言したそうです。
三菱マテリアルは、強制労働を謝罪し、賠償を支払う和解に応じました。
しかし、地崎組=岩田地崎建設は責任をとることから逃げています。
追悼式典では、責任をとらせるまでたたかい続ける決意も語られました。
戦場だけではない日本の加害の事実を風化させてはならないと実行委員会の皆様が毎年準備をしてくださっています。
戦後71年たっても被害救済について声をあげ続けなければならない、まだ終わっていない戦争被害。
しっかりと責任をとらせ、真の友好への道へ歩んでいきたいと思います。