8月28日、JR東海がすすめるリニア中央新幹線で工事の始まった名城非常口工事現場(名古屋市中区三の丸の官庁街)に行き、西区の沿線住民の方々と懇談しました。
わしの恵子県議、青木ともこ、西山あさみ、柴田民雄の各市議、すやま初美さん、村瀬和弘さんも参加しました。
工事現場のまわりは仮囲いがありますが、その一部が透明になっています。
工事説明会の時に住民の方が、中の様子がわかるようにして欲しいとの意見が出て、一応透明の部分があります。ところが、そこだけ中にもう1枚囲いがあり、結局、中の様子は見えなくなっています。
あまりにもばかにしているやり方ではないでしょうか。
これから直径約40㍍、深さ約90㍍の縦穴を掘る予定なのですが、「土壌汚染区域」の表示があります。
6月23日に基準値の1・8~2・5倍の鉛とその化合物が検出したと名古屋市が発表した問題の区域です。
この有害物質はどのように処理されるのでしょうか。
そもそも穴を掘って、どこに土砂をもっていくのかも決まっていないのです。
さらに、工事車両は1日最大200台(横穴含まず)となり、本格的工事になればもっと台数が多くなります。
ルートになるのではないかと心配している住民の方々からは騒音、振動、通行の安全、大気汚染などが危惧されています。
住民の皆さんの声に応えることなく、みきり発車は許されません。
リニアルート直下で浅深度部分にあたる西区那古野の沿線住民の方々とも懇談しました。
真下を通る家の70歳女性は「JRの説明会は高飛車で上からものをいっている感じでした。土地に少しでもかかれば地価が下がるのに具体的な説明がない」と話してくださいました。
別の方からは電磁波の不安が語られ、娘さんに「もうこの家に住まなくてもいいよ」と言っているとのお話も伺いました。
9月の中下旬に行われると言われる秋の臨時国会には、政府が財政投融資でリニアに公的資金を投入しようとし、法案も出される予定です。国会で声を聞かず、強引にすすめることをやめさせるため頑張ります!!!
皆様、本当にありがとうございましたm(__)mm(__)mm(__)m