5月17日、超党派のILO活動推進議員連盟の勉強会に山下よしき参議院議員、田村智子参議院議員とともに参加しました!!
ILOのマリア・ヘレーナ・アンドレ労働者活動局局長から「『労働の未来』~ディーセントワークを伴った成長に向けて~」テーマにしたお話がありました。
この勉強会には、連合の皆様、日本経団連の皆様、厚生労働省の皆様も参加されました。
5月30日から開催される第105回ILO総会では、◆グローバル・サプライチェーンにおけるディーセント・ワーク、◆平和、安全及び災害からの回復のためのディーセント・ワーク、社会正義宣言の影響評価、◆海事関係などが議題になるそうです。
私の地元にはトヨタ自動車本社がありますが、グローバルな調達のなかで、国内のサプライチェーン・下請け企業が、賃金が安い国との競争の中で下請け単価を引き下げられ、国内で賃金が上がらないという事態になっています。
グローバル・サプライチェーンの拡大により発展途上国の労働環境は悪化したと労働者側は述べています。
マイナスのスパイラルを断つために、やはり、グローバルに賃金・労働条件の向上を図っていくしか道はないと思います。
日本政府は、ILOを軽視していますが、本当に日本経済をよくしようと思ったら、国民・住民の皆様の暮らしをよくしようと思ったら軽視できないと思います。
最後にマリア局長と山下よしき参議院議員と写真を撮っていただきました!!!