もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
レポート

【16.02.22】愛知県立三好特別支援学校(みよし市)を訪れ、高村葉子校長先生はじめ先生方にご案内いただき、実態を聞きました。

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全国の特別支援学校で校舎の老朽化や生徒増による教室・施設不足の問題が深刻ななか、2月22日、愛知県立三好特別支援学校(みよし市)を訪れ、高村葉子校長先生はじめ先生方にご案内いただき、実態を聞きました。

 牧田充生みよし市議とご一緒に伺いました。

 同校は1975年設立。

 豊田市、みよし市、日進市、豊明市、長久手市、東郷町から、知的障がいの子どもたちが通う小学・中学・高等部を備えた特別支援学校です。

 現在の児童・生徒数426人(83学級)、教員は188人です。

 高村校長先生の案内で1階から順次、校内を見て回りました。

 先生方から「暖房施設の老朽化で、寒いのでコートを着たまま見学してください」と言われました。見学が終わるころには手がかじかんでいました。子どもたちは、こうした寒いなか、学んでいるんだと思うと切なくなります。

 先生方は、一生懸命、教材を用意し、子どもたちに向き合い、教育されていました。ですから、子どもたちも楽しそうに授業に参加していました。

 ベルの音楽の練習に励んでいるところなど先生方とともに拍手で激励しました。

 あちこちで音楽がなっていました。子どもたちの興味がもてるようにとの工夫です。こうしたことも配慮した施設のつくりが必要だと思いました。

 しかし、築40年の校舎は老朽化が目立ち、廊下や壁の塗装ははがれ、天井は雨漏りの跡が残っています。廊下や壁は職員が修理し、雨漏りは県が緊急修理しました。

 教室不足のため特別教室を普通教室に転用していました。

 音楽室の目の前の作業室も普通教室にしており、いつも音楽が流れているところで授業をしなければならない状況もありました。

 小学部棟から体育館までは、重複学級の子どもたちだと10分、15分移動にかかり、休憩が5分のために前の授業を早めに終わらせなければならない、授業時間を保障できない問題もあるそうです。

 小学部から高等部まであるのに、保健室はせまく、常設のベットは2つ。

 トイレも古くて、数が足りない状況でした。

 食堂は全生徒が入れないため、小3以下は職員の皆さんが教室に運び配膳。

 高2、3年生は自分で調理室から教室に運ぶため障害のある生徒にとって負担が重く、衛生面でも問題があります。

 教室見学後、高村校長先生や教頭先生たちと懇談しました。

 高村校長先生は「みよし、日進、長久手など人口急増地域なので、今後も生徒急増が予想される。生徒増に対応した学校施設充実が課題」と強調されました。

 さらに、「小さなときから専門性をもった教育が大事との思いで、希望者はたくさんいるけれども、とても受け入れることができなくて、200人くらいは、地域の学校に通っています。豊田市はよく地域の学校で受け入れてくれています。重度の子どもたちは、特別支援学校がどうしても必要」とのお話もありました。

 そして、「私の代で、なんとか(新増設の)めどをたてたかった・・・。こんな環境では子どもたちがかわいそう」と本当にくやしそうなお顔をされていたのが深く印象にのこり、私もとても悔しい思いでした。

 

  私は、「現場の先生方の大変なご努力が生かされるように国会で頑張ります。12年ぶりに党議席が回復した県議団と協力して取り組みます」と決意を語りました。

 牧田市議は「みよし市議会でも取り上げていきたい。学校から要望された巡回バスのバス停設置など学校所在地の自治体として支援したい」と話されました。

 お忙しい中、貴重なお時間をとっていただき、本当にありがとうございました<(_ _)><(_ _)><(_ _)>

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