9月23日、充実した司法修習と給費の実現を求める「日本どまんなか」集会に参加し、連帯の挨拶をさせていただきました。
愛知県弁護士会主催、日本弁護士連合会、中部弁護士連合会、三重弁護士会、岐阜県弁護士会、ビギナーズ・ネット共催の企画です。
愛知県弁護士会の川上明彦会長のご挨拶からスタートし、力の入れようがよく伝わってきました。
シンポジウムでは、中日新聞社取締役・編集局長の臼井信行さん、共同通信社編集部記者の石井峻平さん、給費制がなくなって母子家庭のなかで苦労された弁護士の久野由詠さんがパネリストで、コーディネーターは、愛知県弁護士会司法修習費用給費制復活緊急対策本部事務局長の榎本修さんが務めてみえました。
寸劇などもあり、司法修修生の皆さんの深刻な実態がわかりやすかったです。
久野先生の「自分が味わった苦しみや屈辱感を後輩たちには味わってほしくない」と裁判の原告団長になったと声を震わせながらのお話は胸にせまりました。
閉会の挨拶をされた元愛知県弁護士会会長・対策本部本部長代行の纐纈和義先生のお話も、給費制がなくなって、お金がある家庭の子しか司法をめざせないあり方は、公平や平等という社会正義に反しているのではないか、と問いかけるような情熱的な訴えもすばらしかったです。
皆さんが何度も国会にこられ、何度も国会議員に働きかけ、社会に訴えるなかで、今年6月30日の法曹養成制度改革推進会議で、「司法修習生に対する経済的支援の在り方を検討する」と決定されたことは、皆さんの運動の成果です。
安心して法曹を目指せるように、私たちも引き続き頑張ります!!!