佐々木憲昭元衆議院議員の分析!!
さすが、憲昭さん!!!
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この数ヶ月、経団連の役員をしている巨大企業の経理内容を調べておりました。
集計をして分かったことは、働く者の犠牲のうえに巨大企業の利益が急速に膨らんでいるということでした。
表のいちばん右に労働者の数があります。正規労働者はこの15年で、1社当たり約1万人も減らされています。その反面、非正規労働者は1社当たり1万人以上増えており、正規から非正規への労働者の置き換えが、急速に進行していることが分かります(総数はほとんど変わっていません)。
売り上げも15年で1.2倍です。ほとんど増えていません。それだけ、家計が冷え込み国内市場が広がっていないということです。
ところが、株主への配当だけは4.6倍に急増しているのです。また、内部留保の中核をなしている資本剰余金・利益剰余金は、約2倍に膨らんでいます。さらに、大企業が自由に使える手元資金は1.2倍となっています。
この間、働く者に犠牲を押しつけながら、搾取・収奪したものが、大株主と企業の内部留保、役員報酬の引き上げに回されていたことが明らかとなりました。