もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
レポート

【15.09.08】名古屋港から民間の船に、戦車や対戦車ヘリをのせていった陸上自衛隊がアメリカのワシントン州ヤキマ演習場等で日米共同訓練スタートしますね。

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本日から、名古屋港から民間の船に、戦車や対戦車ヘリをのせていった陸上自衛隊がアメリカのワシントン州ヤキマ演習場等で日米共同訓練スタートしますね・・・。

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このことに関する以前書いたコラムを参考までに掲載します。
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 8月14日、名古屋港から、戦車、対戦車ヘリコプターを載せた民間船舶が、アメリカにむけて出港しました。

 陸上自衛隊のプレスリリースは8月18日。

 出港した後にプレスリリースという主権者を無視した名古屋港の軍事利用で、絶対に許せません。

 陸上自衛隊によれば、89式5.56?小銃、120?迫撃砲RT(最大射程10数?)を扱う三重県の久居駐屯地の第10師団第33普通科連隊を中心に、155?りゅう弾砲FH-70(最大射程30?)を扱う愛知県の豊川駐屯地の第10特科連隊、74式戦車を扱う滋賀県の今津駐屯地の第10戦車大隊、対戦車ヘリコプターAH-1Sを扱う三重県の明野駐屯地の第5対戦車ヘリコプター隊から約300人が装備と共に、9月8日~9月25日、アメリカのワシントン州ヤキマ演習場等で日米共同訓練を行うとしています。
 
 参議院安保特別委員会では、防衛省が国会を無視して、戦争法案が成立したことを前提とした検討(「軍軍間の調整所」など)を行っている内部文書を暴露した小池晃副委員長の質問が大きな注目をあびていますが、現場においても実際に日米共同訓練、商業港、民間船舶の利用など戦争のための準備がやられています。

 過去の戦争について調べ尽くしていた吉岡吉典参議院議員(故人)が言ってみえました。「戦争につながることは、どんなことも見逃してはいけない」と。
 
 戦争の芽を断つために今まさに頑張り時です!

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