もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
レポート

【15.07.29】静岡県小山町の中学校のテニスコートに、アメリカ軍のヘリコプターから空包3発が落下した事件(7月21日発覚)で、島津ゆきひろ衆院議員とともに防衛省から聞き取りを行いました。

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 7月29日、静岡県小山町の中学校のテニスコートに、アメリカ軍のヘリコプターから空包3発が落下した事件(7月21日発覚)で、島津ゆきひろ衆院議員とともに防衛省から聞き取りを行いました。
 アメリカ軍についての情報は、通常でも秘密にされ、事故があってもベールにつつまれ、住民の皆さんの安全についても強く言えない日本政府の姿勢に島津議員とともに憤りを感じました。
 
◆翌22日、アメリカ軍から、訓練中の米陸軍のヘリから落下したと連絡があり、南関東防衛局から小山町や関係自治体に連絡した。
◆防衛省からアメリカ軍に遺憾の意を示し、原因究明と再発防止策を申し入れした。アメリカ軍からは、徹底した原因究明と再発防止に努めると回答があった。
◆原因究明がなされていないが、アメリカ軍が訓練の運用を止めていない。
◆当日の訓練の内容については、米軍の運用なので、明らかにすることはできない。今回の訓練については、一週間前までに使用計画を出すことになっているので、7月9日に使用計画がだされ、離着陸の訓練、空包を使った訓練、4~5機で、ということは計画が自治体に出されていた(細かい記述は書いていない。富士学校長が提出する)。
◆アメリカ軍の詳細な飛行ルールについては承知していない。ただし、東富士演習場は、日米地位協定第2条第4項 (b)に基づく共同基地で、米軍と調整し、訓練することになっている。防衛省からアメリカ軍に、「市街地を飛ばないように」ということを累次口頭で申し入れをしている。
◆どこの基地所属のヘリコプターなのか、機種名などはわかっていない。
◆先週金曜日7月24日に、静岡県、小山町、御殿場市、裾野市、農民再建連盟(?)から連名で、防衛大臣あてに原因究明、再発防止、飛行にあたっては市街地、文教施設、厚生施設などをさけて安全性を確保するように米軍に強く求める要請があった。
◆要請をうけた南関東防衛局が米軍にどういう対応をせまったかは、確認しないとわからない。
◆米軍機を操縦していた兵士が米軍の飛行ルールを破ったのか、そもそも飛行ルールがなかったのかは、不明。
◆小山町付近は、米軍横田基地の空域。

※7月29日の「しんぶん赤旗」では、「空包落とした米軍ヘリ 特殊部隊 強襲訓練か」との記事が掲載されました。

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