もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
レポート

【15.06.14】愛知県弁護士会の皆様主催の「集団的自衛権行使のための違憲立法に反対する 愛知大集会・パレード」に参加しました!!

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6月14日、愛知県弁護士会の皆様主催の「集団的自衛権行使のための違憲立法に反対する 愛知大集会・パレード」に参加しました!!
 約270人の弁護士の皆様と4000人以上の参加者で大きく盛り上がりました!!
 
 熱くてフランクな愛知弁護士会の皆様(若手弁護士によるコントもありました)の取り組みに感動しています。愛知の誇りでもありますね!!

 何としても戦争法案を廃案に!!--沿道の皆様からも大きな励ましを受けた大集会・パレードでした!!

 朝6時から準備してくださった方々もいるそうで、このような貴重な機会をつくってくださって、本当にありがとうございました<(_ _)><(_ _)><(_ _)>

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【集会宣言】

 政府は、5月15日、一連の安全保障関連法案(以下、本法案と総称します)を国会に提出しました。現在、衆議院の特別委員会で審議が行われています。

 本法案の最大の問題点は、「我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生した場合」に自衛隊の武力行使を認めたこと、すなわち集団的自衛権の行使を認めたことです。しかし、日本国憲法9条は、その1項で国際紛争を解決する手段として武力行使及び戦争を放棄し、2項で一切の戦力と交戦権を持たないことを明記しており、集団的自衛権による武力行使が認められないことは明らかです。

 また、本法案は、これまで戦闘地域として自衛隊派遣を否定してきた地域であっても、「現に戦闘行為が行われている現場」でなければ、自衛隊が米軍等の戦闘行為に対する弾薬の提供を含む後方支援活動を行うとしています。これは、自衛隊が他国の武力行使と一体となった軍事活動を行うことに道を開くものであり、この点でも本法案は憲法9条に違反すると言わざるを得ません。

 6月4日に行われた衆議院憲法審査会には、3名の憲法学者が参考人として招かれましたが、本法案のうち集団的自衛権行使は憲法違反であると全員が述べ、他国軍への弾薬提供や戦闘地域近くでの活動については違憲もしくは違憲のおそれが極めて高いと述べました。また、これに先立つ6月3日には、全国の憲法学者ら171名が「安保関連法制に反対し、そのすみやかな廃案を求める憲法研究者の声明」を発表しています。本法案が日本国憲法9条に違反することは、今や誰の目にも明らかになりつつあります。

 そもそも、このような憲法9条の文言に反する重大な安全保障政策の転換を、憲法改正手続をとることなく立法によって強行することは、日本の最高規範である日本国憲法を蔑ろにし、立憲主義を否定する暴挙以外の何ものでもありません。

 本日ここに集まった私たちは、違憲立法である本法案の即時廃案を強く求めるとともに、愛知県民ならびに全国民に呼びかけ、政治、信条、立場の違いを超え、この違憲立法を阻止するために声を上げ、ともに立ち上がることをここに宣言します。

2015年6月14日
「集団的自衛権行使のための違憲立法に反対する愛知大集会」参加者一同

 

 

 

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