もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
レポート

【14・07・09】「第6期豊田市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画」に関する意見交換会@小原交流館(旧小原村)に参加

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 7月9日、「第6期豊田市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画」に関する意見交換会@小原交流館(旧小原村)に参加してきました。

 まず、豊田市から、約30分間お話がありました。

 2015年度~2017年度の3年間の「第6期豊田市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画」に関する意見交換会なのに、そこに関連する資料は配布されず、画面上だけの説明であったのは、非常に残念でした。 
 これでは、議論が深まらないと思いました。

 説明は、1.高齢者をとりまく現状、2.介護保険制度の仕組み、3.国の今後の動向、4.高齢者に関するアンケート調査等の結果、5.豊田市の次期計画の方向性、という流れで行われました(写真参照)。

 お隣の席の男性は、説明が終わった段階で、アンケート「よくわからなかった」に丸をうっていました(>_<)  この説明を聞いただけでは、高齢化がすすみ大変そうということだけしかわからないのではと思いました。  意見交換の時間に、私が発言・質問したこと&豊田市の回答は以下の通りです。 【もとむら】豊田市では、特別養護老人ホームの待機者が876人、うち要介護1、2の方が396人と大村よしのり市議への質問で明らかにされましたが、今回の国の法改定で特別養護老人ホームに入所できるのは、原則、要介護3以上となっています。この396人待ってみえる方は特別養護老人ホームに入れないのか。

豊田市:国の方で、特別養護老人ホームは原則要介護3以上の入所となっていますが、やむを得ない事情があれば、市町村の関与のもとで入所ができる。7月末に細かい内容がでるが、知的障がいや精神障がいが伴う場合や家にいると虐待されるケースなど市が関与して、要介護1、2のケースでも入ることができる特例がある。

【もとむら】猿投地域でお聞きした話ですが、8年前に特別養護老人ホームに入所を申し込んで、申し込んだときに15年待ってくださいといわれ、でも家庭でみることができないので、病院に入院となって、3か月、3か月、3か月・・・・と8年間病院をたらいまわしにされて、やっと最近入所できた方がみえます。特別養護老人ホームをつくると保険料が高くなると、あんまりつくらないような感じで説明されましたが、一般財源を入れることを含めて検討し、特別養護老人ホームはちゃんとつくってほしい。

豊田市:特別養護老人ホームは、早く申し込んだ方が早く入れるというわけではない。その方の心身の状況や家族介護・在宅生活が困難かどうか、地域がどうかなどなど3つで評価して入所の順番を決める。

【もとむら】国の法改悪で、要支援1、2の方を介護保険から外すことになりますが、今までと同じ支援を、同じ利用料で受けられるのか。

豊田市:マスコミなどでサービスカットとの報道もあるが、国の方ではそうではなくて、訪問介護、通所介護のうち、身体介護・生活援助の訪問介護、機能訓練等の通所介護は、既存の介護事業所による専門的なサービスを行い、掃除や洗濯、ゴミ出し、コミュニティサロン、口腔ケアや認知症予防などの教室は民間企業、NPO、ボランティアなどによる生活支援サービスを行います。
 これは費用の効率化にもなる。介護保険制度が破たんしてしまうので、地域の人に支えられながら、持続可能な制度としていく。
 市の方で、今のサービスが低下しないようにしていきたい。

【もとむら】豊田市では、認知症の方は何人いらっしゃるのか。その認知症の方が、介護度はどのように認定されているのか。認知症の方は、要支援と要介護と認定するたびに行き来する傾向にあり、そのたびに、要支援に変わって(市町村事業になって)、同じ事業所で、受けられるのかどうかも不安に思っている。支援が必要な方が安心して受けられるように今まで通り同じ事業所でサービスを受けられるようにしてほしい。
 認知症の方は、初期の段階での手厚い支援が重度化しないためにも必要。ぜひ初期の段階の手厚い支援ができるようにしてほしい。

豊田市:認知症の方が何人いるかはつかんでいないが、要介護(要支援)認定を受けていえる方が1万2000人おり、そのなかで、認知に支障がある方が56%あり、要介護(要支援)度についてはどこの段階にもまんべんなくいる。今現在、要支援、要介護の方々を支援している事業所は、要支援者への支援も要介護者への支援も両方行っている事業所が多い。要支援、要介護と認定が変わっても同じ事業所でできると思う。

【もとむら】先ほど、要支援1、2の方の支援をボランティアでと言われましたが、掃除などもヘルパーさんはただ掃除をするだけでなく、その方とお話をしながら、身体状況をみながら専門性をもってやってみえます。ぜひ現場の方の声も聴いてください。稲沢市で、介護保険外のことをボランティアでやったことがありますが、ボランティアさんが集まらないということで、その事業がやめになってしまった事例がある。ボランティアでは、こうした危険性がある。支援が必要な方が安心して継続して受けていただけるように、ちゃんとした仕事として位置付けてほしい。要支援の方の実態調査をして、お一人お一人にきめ細かな支援ができるようにしてほしい。

豊田市:介護保険事業をやっている市の指定事業者でも頻繁にやめるということが出ている。事業を辞める前にその利用者さんの行き先は責任をもって決めるようになっている。ボランティアのサービスであってもそうした責務が発生し、つないでいくことになる。

【もとむら】介護保険料について、現在、豊田市の基準額は、4280円で、所得の低い第一段階の方の保険料は、基準額×0.5となっている。例えば、刈谷市では、一番所得の低い第一段階の方の保険料は、基準額×0.1となっている。こうした低所得の方に配慮した保険料にすべき。また、豊田市は、本人の前年の合計所得金額が400万円以上で最高額とあるが、刈谷市は700万円で最高額、もっと最高額をもっと高いところに設定している自治体もある。もう少し、段階も多くして、所得に応じた保険料にしてほしい。

豊田市:実は、第5期のときに、それまで8段階だった所得段階を10段階にした。国は6段階だが豊田市は10段階にしている。

【もとむら】第6期(2015年度~2017年度)は保険料をあげる予定なのか。

豊田市:保険料は上げざるを得ないと考えている。国の方では2025年度には月額8200円という試算も出しているが、そこまでいくかは別として、保険料は上げざるを得ないと考えている。そのなかで、施設の計画をどうするのか、積立金をどう活用していくのか、保険料をどう抑えるのかが問題になる。

【もとむら】これから団塊世代の皆さんが本格的な高齢期に入り、医療や介護の財源が必要となるのは必至。このままでは保険料はどんどんあがっていくことにもつながっていく。そういう時に、豊田市全体の予算の使い道として、社会福祉を中心にしなくてはいけない。今度、豊田市駅前に100億円以上も使って大きな新しいビルを建てるそうですが、そうした大型プロジェクトではなくて、医療や介護に予算を使うべき。

豊田市:必要な人に必要なサービスが受けられるようにしなければならないと考えている。介護保険料は上げざるを得ないのかなと考えているができるだけ抑えていく工夫をする。

 意見交換会が終わり、豊田市役所の職員の方に「明日も井郷交流館の意見交換会に行きます」と告げると、明日は台風のため中止とのこと。井郷交流館は7月22日に延期される予定とのことでした。

 引き続き、老後も安心の地域をつくっていくために頑張っていきたいです!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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