もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
レポート

【14・07・04】教科書展示会にて意見提出@鶴舞中央図書館/原発ゼロ☆アクション/名古屋市内の中学生も「戦争する国になるのはヤダ!」

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教科書展示会にて意見提出@鶴舞中央図書館

 
 7月4日、名古屋市鶴舞中央図書館で行われている教科書展示会に高橋真生子さんと一緒に行き、教科書をみて、意見を出してきました。

 育鵬社と自由社の中学校の歴史教科書では、過去の日本が起こした戦争における中国、朝鮮半島、アジアの人々への加害の反省の記述はほとんどありませんでした。
 国際社会のなかで、孤立してしまうような歴史観で、今後の世界との友好関係を築くうえでも、中部財界、ビジネスにとってもマイナスになると感じました。
 こうした歴史教科書は採択しないよう意見を出しました。

 また、育鵬社と自由社の中学校の公民の教科書では、2011年3月に検定済の教科書で3・11福島第一原発事故が反映されておらず、安全性が確保されている技術として原発が紹介されていたり、核燃料サイクル計画が破たんしているにもかかわらず、ウランが繰り返し利用できるというような記述で、原発に期待する記述となっていました。事実と異なることを書いている教科書は採択しないでほしいと求めました。
 加えて、福島第一原発事故は、3年以上たっても収束しておらず、福島県民の皆さんは13~14万人も避難生活を余儀なくされているなどの実態や原発の危険性をしっかりと書いた教科書を採択してほしいと意見しました。

原発ゼロ☆アクション

 
 7月4日金曜日、原発ゼロ☆アクション!!青木ともこさん、酒井ケンタローさんと参加。
 
 経団連、日本商工会議所、経済同友会の財界3団体は、原発再稼働プロセスの加速化、再生可能エネルギーの買い取り価格の引き下げなど政府にプッシュしています。

 多数の声で、原発推進で、自然エネルギーの普及に足をひっぱる財界の思惑を打ち勝たなければなりません!!

 マチルダマーチさんが来てくださり、生歌&演奏で盛り上がりました。

 子どもたちも参加してくれて、癒されながらのアクションでした!!

 

 

名古屋市内の中学生も「戦争する国になるのはヤダ!」

 
 7月4日金曜日の原発ゼロ☆アクションでお聞きしたお話。

 名古屋市内の中学校で、安倍自公政権が集団的自衛権行使容認の閣議決定をしたことが話題に。

 「戦争する国になるのはヤダ」「デモがあったら行きたい」などなど生徒たちが騒然となって、授業にならなかったそうです。

 首相官邸前行動に参加された埼玉県の男子中学生(14)が「友達8人と初めて参加した。本当は安倍首相と直接電話で話をしたいけれど、そんなことはできないのでここに来た。気持ちを訴えて届けばいいなと思う。戦争が起きて自分たちが行くようになったらイヤ。耳を傾けてほしい」と言っていたことが、しんぶん赤旗7月3日付に載っていました。

 名古屋でも中学生の皆さん方が同じ思いでいるんだ!!とうれしくなりました。

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