もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
レポート

【14・06・21】西区へ行き、わしの恵子名古屋市議(県議選予定候補)、青木とも子名古屋市議選予定候補とともにキャラバン宣伝/核戦争に反対する医師の会・愛知の皆さんが32周年記念講演会に参加~ドイツの脱原発運動について学ぶ/豊田市の矢作川塾という学習会で「医療と介護の充実のために」というテーマでお話

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西区へ行き、わしの恵子名古屋市議(県議選予定候補)、青木とも子名古屋市議選予定候補とともにキャラバン宣伝

 
 6月21日、西区へ行き、わしの恵子名古屋市議(県議選予定候補)、青木とも子名古屋市議選予定候補とともにキャラバン宣伝を行いました。

 「集団的自衛権行使容認など安倍政権の暴走を許さない声をあげましょう!」と訴えました。

 団地や住宅街、スーパー前、庄内通駅前で宣伝。

 支部や後援会の皆さんも参加してくださり、「わしのさん、青木さん、がんばって!!」と熱いエールを送ってみえました。

 スーパー前で通りがかったある方は、「安倍さんの安全保障の考え方には絶対反対。おかしいわ!」「無駄遣いも利権がらみでやめられないのよ(怒)!がんばってね!」と言って、しんぶん赤旗日刊紙を読んでくださることになりました。

 また、別の方は、「なんか見たことある人だなと思ってきました。消費税増税は本当に困る。応援します!」と後援会ニュースを読んでくださることになりました。

 青木さん、ブラジルの方とブラジルポルトガル語で対話。
 さすが、ブラジル音楽が好きな青木さん!!

 シール投票では、集団的自衛権行使容認に「反対」が圧倒的多数でした。

 皆さんの声を何としても国政に反映させなければ!一層頑張ります!!

 西区にお住いの西田かずひろさんも私たちとは別の宣伝カーを運転し、がんばっていました!!

 西区の皆さん、本当にありがとうございました!!

 

 

核戦争に反対する医師の会・愛知の皆さんが32周年記念講演会に参加~ドイツの脱原発運動について学ぶ

 
 午後からは、核戦争に反対する医師の会・愛知の皆さんが32周年記念講演会として開催された講演会に参加しました。

 講師は、青木聡子さん(名古屋大学大学院環境学研究科准教授)で、「ドイツにおける脱原発とポスト脱原発―原子力施設反対運動の軌跡と残された課題」をテーマにお話をしてくださいました。

 青木先生が、ドイツに注目したのは、脱原発を決めたからというのもありますが、だいぶ早い段階からデモなどのアクションを回数も人数の規模でも他の国よりも多く行っているということからドイツ研究を決めたそうです。

 ドイツの方々は、倫理に反するということや人道にたいする罪に敏感で、そうでない生き方をしようと努力をされていることがよくわかりました。

 政治や選挙にたいしても、無関心でいたことが、ナチス・ヒトラーを生み出したという意識が高く、意識的に政治や選挙に関わるようになっていることなどもお話くださいました。

 私も先生に質問をさせていただきました。

 ドイツは、自然エネルギーについて電力総消費の約25%を占めるまでになっており、今後も2020年には総発電量の35%以上、2030年には50%以上、2050年には80%以上まで高める計画をもっています。

 これに関連して、中部電力に浜岡原発の再稼働申請提出の前に、浜岡原発の再稼働やめよ!中電も自然エネルギーの割合をもっと増やすよう申し入れした際に、中部電力の担当者の方が「自然エネルギーの普及についてドイツだって、もうあきらめていますよね」と発言しました。
 他の研究者の方の論文を読んでもドイツは市民の皆さんはあきらめていないと思いますが(中部電力にも「あきらめてない」と申しました)、先生はどう思われるかお聞きしました。

 青木先生は、送電線を準備するなど「ドイツはあきらめていない。中部電力は何を論拠にそのようなことを言っているのか証拠を示してほしい。ドイツの電力会社自身が経済合理性の観点から、自然エネルギーを増やすことに力を注いでいること」などお答えくださいました。

 もやもやスッキリ!!とはこのことですね。

 青木先生、企画をしてくださった皆様、本当にありがとうございました!!

豊田市の矢作川塾という学習会で「医療と介護の充実のために」というテーマでお話

 
 夜からは、豊田市の矢作川塾という学習会で「医療と介護の充実のために」というお話を80分ほどさせていただきました(写真はレジュメの一部)。

 要介護3、要介護5という認定をうけたご家族の方がみえる方も参加してくださいました。

 ある方は、妻の介護が必要で、8年前に特別養護老人ホームへの入所を申し込んだが、「15年待ってください」と言われ、病院に入院して、3か月で追い出され、次の病院に行き、また3か月で追い出され、病院を3カ月ごとに転々とし、8年後の最近になって、やっと特別養護老人ホームに入所することができました。
 
 今でもこういう現状があります。
 6月18日に成立強行された医療介護改悪法では、一層、介護難民、医療難民が深刻になります。

 国の悪政をはねかえすと同時に、豊田市でも、トヨタさんが久しぶりに税金払うといっていますので、そのお金を今計画されている豊田市駅前開発(旧長崎屋のあたりに大きなビル。119億円の事業―国48億円、愛知県23億円、豊田市48億円)など不要不急の無駄遣いではなく、社会保障のために使わせ、安心して住める地域をつくるために力を合わせましょうとお話しました。

 参加者の方からは、「豊田市内の特養ホームに働いている娘さんが、人がいなくて、やすめなくて、泣きながら働いている。そんなんでは、良い介護などできない」とのお話がありました。

 コンビニがデイサービスになったところに、医療と介護の改悪やめよの署名をもってお尋ねしたら、そこにいる職員の方もみな「こまりますよね」と署名をしてくれたとのお話もありました。

 「近所に91歳の一人暮らしの方がいて、要支援から、ようやく要介護1に変わって、特別養護老人ホームに入れると思ったら、国の改悪。お弁当を配食してもらっていたが、7000円(月?)が払えないからとやめてしまった。その方の年金は月10万円ちょっとで家賃が4万円くらい。心配。」とのお話もありました。

 「母が胃ろうが必要で、医療的なケアが必要な人が入れる施設を探したが、豊田市内に2か所、瀬戸市に1か所で、入って、微熱が出ていたのに医師にもみせなかった。ひどく劣悪な施設だった。」

 「介護保険のときに、介護の社会化と言っていたのに、特養ホームなど入りにくくして、在宅へ、家族への負担、自己責任、本当におかしい。」

 「本当は、家族と一緒に終末期を迎えたいという思いをもっていても、さまざまな事情でかなわないことある。私もそう。だから介護の充実は、自分の問題として本当に切実。」

 「うちも子どもたちが、アルバイトやパートで、とても親の面倒までみるということを期待できない。」

 「(医療や介護の充実など)あきらめずに運動を続けていく、働きかけていくことは、とても大事。」

 家族の誰かが、あるいは自分が医療や介護が必要になったときに、「こんなはずではなかった」とならないように、豊田市でも声をあげていこうと締めくくりました。

 夜9時すぎまでの熱心な学習&討論、皆さん、本当にお疲れ様でした!!

 

 

 

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