2月18日、「17日夜現在、全世帯549戸の8割に当たる435戸で停電が続き、復旧の見通しが立っていない」(中日新聞)愛知県北設楽郡豊根村に田中くにとし設楽町議とともに行きました。
雪は、写真を観ていただければわかるように、それほど残っていませんでしたが、倒木のあと、電柱が倒れたあとがあちこちでありました。
すでに、新しい電柱に建て替えられている箇所もありました。
豊根村役場では、田邉一吉副村長や職員の方からお話を伺うことができました。
◆本日、東栄町から電気の幹線を新たにつくって村役場周辺は電気が開通。
◆本日朝の報告では、旧富山村の2集落や三沢の地域など251世帯がいまだ停電のままになっている。
◆役場の職員の方が、一人暮らしの方やお年寄りの方のお宅に毎日訪問して、要望など聞いている。今日から「湯~らんどパルとよね」にも電気が行くようになったので、停電のため、お風呂に入れない方にたいして社会福祉協議会の皆さんが送迎して、「湯~らんどパルとよね」で無料でお風呂に入ってもらえるようになった。旧富山村の地区も「とみやま来富館」のお風呂に入ってもらえるようにしている。
◆電気の復旧が遅れているのは、電柱が倒れたり、電線が切れているので、中電さんから「触らないように」と言われており、技術者にお願いするしかないこともあり、除雪が入れないことも原因。電柱、電線が何とかなった後に除雪にはいっている。今は、とにかく電気の開通が一番の要望。
◆ストーブも今は、石油ファンヒーターも多いので、電気が通じないと使えないケースも多い。
◆なんとか道路が通れる状況。食料は長野県から配達できてくれている。長野県の雪は重たくないので、木が倒れることもないようだ。
◆学校や町営バスは、明日から通常通りになる。
◆トーエネックさんをはじめ電気の復旧のために浜松、豊橋などから200人以上が来てくれている。
◆国や愛知県への要望は、縦割りで「管轄外」と簡単に言わないで連携に協力してほしいということ。
◆各家庭にどう情報をお知らせするかも苦労している。行政無線も古くなっていたり、電池がなくなっていたりしているケースがあった。今回の事態がおさまったら、通電試験をしながら、新しい無線の施設整備などをしていきたい。そうした点で支援を。
お忙しい中、対応していたき、本当にありがとうございました。
心からのお見舞いを申し上げるとともに、復旧のためにご尽力いただいている全ての皆さんに心からの感謝を申し上げます。
建て替えられた新しい電柱と倒れた電柱。