トヨタ自動車本社前でトヨタ総行動の早朝宣伝ー過去最高益を労働者や下請け企業に還元を!
毎年2月11日に行われるトヨタ総行動。今年は35回目です。
トヨタ自動車本社前で愛労連の榑松佐一議長をはじめトヨタ総行動実行委員会の皆さんと一緒に、春闘で賃上げと下請け単価の引き上げを求める宣伝行動を行いました
大村よしのり豊田市議、根本みはる豊田市議とともに参加しました。
自動車から手をふってくださる方などもいて、励まされました。
どこかの(偵察?)撮影隊もありましたが、私たちはトヨタ自動車をつぶそうなどと考えているわけではなく、社会的責任を果たしながら健全に成長してほしいと願って行っている行動です。
今年の春闘、トヨタ労組の皆さんも賃上げ、ベースアップを要求するということで期待が高まっています。トヨタが賃金をあげれば、全国の企業に波及します。
安倍自公政権は4月には消費税8%で8兆円もの国民負担増を行おうとしています。
年金の引き下げなど社会保障の改悪を含めると10兆円もの国民負担増です。 私たちは、当然、中止を求めていますが、安倍自公政権は強行するかまえです。
今、くらしと日本経済をよくするためには、どうしても賃上げが必要です。安定した雇用と賃上げで日本経済をよくすることが必要です。
資本金10億円以上の大企業が保有する内部留保は、前の年に比べ5兆円増えて272兆円になっています。リーマンショックがあったときも右肩上がりで大企業の内部留保は増えています。
そのなかでも突出しているのがトヨタ自動車です。
トヨタの内部留保は、15兆2025億円。
これは、働く皆さんや下請け中小企業の皆さんやそこで働く皆さんのおかげで得たお金、冨です。
トヨタには、正規の従業員の方が33万3000人、非正規従業員の方が8万3000人いると報道されていますが、トヨタの内部留保のわずか0.67%分で月額1万6000円の賃上げができるのです。
それだけの巨額の内部留保があります。
だからこそ特に要求したのは、長年支えてこられた下請け中小企業の皆さんへの単価の引き上げです。
下請け単価が下げ続けられるなかで、まともな雇用ができなくなっている現状があります。
トヨタは最高益をあげると予測されていますが、トヨタで働く皆さんの賃上げだけでなく、すそ野の広い下請け中小企業の皆さんに還元されなければ、地域の経済は潤うことはありません。
日々、トヨタの皆さんを支えている下請け中小企業の皆さんの単価の引き上げをぜひ考えていただきたいと思います。
下請けの皆さんを買い叩いて、最高益をあげたと言われないように、ぜひ地域をよくするためにも大企業であるトヨタさんが社会的な責任を果たしていただきたいと心から要請しました。
今、ブラック企業が大問題になっています。
日本共産党の参議院選挙での躍進のなかで、厚生労働省がブラック企業実態調査に5000社以上はいり、8割に違法がありました。そして、是正させることにつながりました。
臨時国会、通常国会には、ブラック企業規制法案提出し、来年度から大学生、大学院生の方のハローワークでの求人について離職率公表することにもつながっています。
しかし、一方で安倍自公政権は、労働法制大改悪をねらっています。
「常用代替の禁止」の大原則をやめる派遣法の大改悪、非正規のままでずっと働かせる労働契約法の改悪、長時間労働をいっそう深刻にする裁量労働制の拡大、残業代をゼロにするホワイトカラーエグゼンプション、解雇しやすくする方向にすすもうとしています。
すべての会社をブラック企業にするようなこんな労働法制の改悪は絶対許せません。
若者の希望を奪う労働法制の全面的な大改悪をやめさせるために力を合わせましょうとも訴えました。
大企業からビタ一文政治献金を受け取らない政党として、働く皆さんの立場にたちきって、引き続き全力をあげてまいります。
皆さん、寒い中、本当にお疲れ様でした!!
瀬戸市後援会の皆さんの「早春のつどい」に参加
2月11日、瀬戸市後援会の皆さんの「早春のつどい」に参加し、お話をさせていただきました!
私が参加する前には八竜リバティーバンドの皆さんの演奏、そして落語もあり、皆さんが楽しまれたそうです(私も聞きたかったです)。
原田学瀬戸市議から、2議席から3議席に増やす決意が表明され、水野すみ子瀬戸市議、浅井ことみさんが紹介されました!!
また、原田市議からは、国の社会保障改悪の方向と瀬戸市政の問題が語られました。
安倍自公政権の悪政を食い止めるためにも日本共産党を強く大きくしよう!との決意あふれるつどいでした!!
帰りの際の皆さんの温かいお励ましにも勇気と元気をいただきました。本当にありがとうございました!!