もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
レポート

【13・10・04】中部電力本社に井上さとし参院議員、静岡、岐阜、三重の皆さんと浜岡原発の廃炉を求める申し入れ/関西電力東海支社前で原発ゼロを永遠に☆アクション

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 10月4日、中部電力本社に浜岡原発廃炉などを申し入れました(要請書別紙)。
 
 井上さとし参院議員、山村糸子静岡県委員長、森大介国会議員団静岡県事務所長、清水澄夫御前崎市議、鷲山喜久掛川市議、渡辺久次掛川市議、平賀高成元衆院議員、鈴木正典国会議員団岐阜県事務所長、萩原量吉元三重県議、三重県の中電OBのからさわさん、西田一廣国会議員団東海ブロック事務所長とともに参加しました。

 日本共産党愛知県委員会は、9月19日に原発問題愛知県連絡センターの皆さんと浜岡原発廃炉と自然エネルギーの爆発的普及を要請しましたが(要請書別紙)、再度、東海地域の皆さんと申し入れました。

 冒頭発言のなかで、井上さとし参院議員は、福島第一原発事故は収束していないこと、汚染水の問題も深刻であること、原発事故の原因究明もできていないこと、これまでも浜岡原発の危険性について指摘し、廃炉を求めてきたが、地元の皆さんの声を是非聴いてほしいと強調しました。
 
 要請項目1「原子力規制委員会への安全審査申請を断念すること」について、中部電力は、先日も発表された通りに申請する方向であると答えました。

 要請項目2「浜岡原発の永久停止・廃炉をただちに決断すること」について、中部電力は、すでに浜岡原発1号機、2号機についてはすでに廃炉作業に入っていること、3~5号機については、廃炉との判断はしていないことなど述べました。

 要請項目3「多様で豊かな再生エネルギーの潜在力を生かし、再生可能エネルギーの大幅導入への抜本的転換の計画を立て、実行すること」について、精力的にやっていくこと、すでに飯田、武豊、清水のメガソーラーを進めており、風力も御前崎、関連会社が三重県青山につくっていること、安定した供給というところまですぐにいかないことなど答えました。

 

 
 浜岡原発から20キロのところで生活している山村静岡県委員長は、再稼働申請は静岡県民として信じられないし、認められないことなど語り、地元自治体首長や議会だけでなく、静岡県民一人一人の意見を聴き、説明してほしいと要望しました。

 森大介さんからは、世論調査で全国的には再稼働反対は61%だったが、静岡県民は80%で、事故が起ったら打つ手もなく、不安な思いをしていること、再稼働反対が静岡県民の思いであること、地震・津波対策の工事が4号機は2年先、3号機は3年先に完成すると言われているのに、前のめりで再稼働申請を発表するのは県民の気持ちをさかなでするものだと語りました。

 中部電力からは、安全を前提に原発を活用していくという方向であること、再稼働申請と言うが、新しい基準ができたので、新基準にたいして浜岡原発の安全性をみるためで、すぐに再稼働するということではないこと、「できるだけ多くの方にご説明させていただいている」など回答しました。

 井上さとし参院議員は、すぐに再稼働するわけではないと言っているが、申請で再稼働が認められれば、手続き上は再稼働ができることになると中電側のごまかしをただしました。

 中部電力は、法的根拠なく止めたが、そう簡単に再稼働できるとは考えておらず、地元の理解がないと難しいと述べました。

 浜岡原発から1キロ圏内に住んでいる清水澄夫御前崎市議は、浜岡には、6000体以上の使用済み核燃料があり、全国では17000トンもあり、どこでも空き容量が限られていること、最終処分の処分場もなく、増えるばかりであること、もんじゅもナトリウム漏れ、六ヶ所もガラス固化体10月ごろから竣工といっていたが、行き詰っており、再処理できない状況であることを指摘し、再稼働しないよう強調しました。
 また、防波壁を18mから4mかさ上げすると言っているが、1平方メートルあたり280トンという圧力に、地下20mまで基礎があると言っても耐えることができるのかなど疑問を投げかけました。

 中部電力からは、使用済み核燃料について国の方針は再処理して利用するというもので、その考え方でいいと思っていること、高レベル放射性廃棄物については地層処分を考えており、場所は決まっていないが、国や原子力発電環境整備機構(原環機構:ニューモ NUMO)が選定の仕事をしていること、中電としても追加対策で乾式貯蔵施設をつくることを震災の前から伝え、建設準備を整えていることなど回答がありました。さらには、原子力規制委員会・規制庁が今年12月に施行される核燃料サイクル施設のための新規制基準への適合を確認した後に検査に入る方針で10月の再処理工場竣工は厳しいが、現場は準備できていると聞いていると回答しました。

 鈴木正典国会議員団岐阜県事務所長は、原発を動かすための追加工事などは結局電気料金に跳ね返ってくる、岐阜県民としても再稼働は許さない立場と表明しました。

 中部電力からは、電気料金については改定の検討を始めることとしていること、3基で360万キロワットの浜岡原発が止まり、火力燃料費が大幅に増加したため、 影響額は、年間でおよそ3,200億円で3期連続赤字になっていることなど言及がありました。

 私は、「東京など大都市圏が電気を使い、福島の皆さんが犠牲になりました。中部電力管内では愛知が一番の電力消費地です。静岡の皆さんの犠牲の上に豊かさを享受するあり方を変えていきたい。静岡の皆さんの命を犠牲にする原発はやめてほしい。私たちも、節電、省エネなど国や自治体や電力を多く使っている大企業に求めていくなど協力していく。中部電力は、原発をもっている電力会社のなかで一番原発依存度が少ない電力会社として、原発をなくしていくことを決めていただき、日本中をリードしてほしい」と述べました。

 中部電力からは、浜岡原発で使っている電力は、ピーク時などは愛知にまわすこともあるが、ほぼ静岡の皆さんが使っている電力量で、岐阜県では水力発電が多いので、まわすが、伊勢湾に火力発電がたくさんあるので、愛知はそちらでまかなっており、地産地消になっているなどと述べました。

 また、原発が止まって、火力発電のための燃料代によって赤字が出ているとの回答について、電力を使えば使うほど赤字になるという構図になっているのか、と問いましたが、中部電力からは、時期によって安くする工夫をしているとの回答だけありました。

 さらに参加者から、福島第一原発事故は、津波被害だけでなく、地震によっても被害があったと指摘されている、その解明もしていないのに再稼働など許されないとの発言がありました。 

 中部電力からは、ご指摘の通りだが、福島第一原発の5号機の被害状況は観ることができ、どういう状態かだいたいわかるなどの回答もありました。

 中電OBの方からは、「人間の能力では手におえないもので、これは地球生命にたいする冒とく。5号機は冠水が何トンとあって、火力発電に勤めていたが、初歩的なこともできていない。中部電力の技術の根本を疑わせる事態もある」と指摘がありました。

 三重県の萩原量吉元三重県議は、芦浜原発を建設させない運動に長くかかわってきたこと、中部電力がまだ土地を持っていて安心できないと述べ、土地を手放すことを求めました。また、古和浦漁協などと他の漁協との差別などもあることやそもそも最初は、御前崎がダメだから芦浜へという話があった。原発事故には対処できず、こんな無駄はない。原発辞め、廃炉にすべきと述べました。

 中部電力からは、廃炉の費用は、十分か不十分かは別として、事故をふまえたものではないが積み立てているとの返事がありました。

 掛川市議団からは、掛川市は31キロ圏内に全域はいる自治体であること、万が一大きな地震が来たときは安全が保障されないこと、一刻も早く廃炉の決意をしてほしいとの発言がありました。

 とりわけ、浜岡原発に近い皆さんの原発をなくしてほしいとの思いは切実です。

 国のエネルギー政策に起因するところが大きいですが、中部電力は、浜岡原発の再稼働に固執しており、一層の廃炉をめざす運動を中部電力管内の住民総力をあげてやっていかなければならないことを痛感しました。
 私も皆さんと力を合わせて即時原発ゼロの立場で全力を尽くします!!

 

 

 

関西電力東海支社前で原発ゼロを永遠に☆アクション

 
 10月4日金曜日、関西電力東海支社前での原発ゼロアクションに参加しました!

 通りがかった背広姿の2人の方が一緒にこぶしをあげながらコールしてくれたり、原発をなくす替え歌が二曲披露されたり、福島の方の詩の朗読があったり、高校生のアピールがあったり、カッパさんが登場したり、多彩なアピールに心強く思いました!

 中川区の江上ひろゆき前名古屋市議は手書きのプラカードで、南区の高橋ゆうすけさんは、カホンという楽器で盛り上げてくれました。

 原発ゼロが続くように、私も一層がんばります!

 

 

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