がんばれ!浅尾洋平さん!!新城後援会の納涼会
8月18日、新城市へ行き、新城後援会の納涼会に参加しました。新城後援会の皆さんにご支援への感謝の思いを込めて、憲法改定など安倍自公政権の暴走・悪政を食い止めるために全力でがんばる決意を申し上げました。
新城市では、11月3日告示、11月10日投開票予定で、市会議員選挙があります。その選挙に出馬することを表明している浅尾洋平さんが、市民病院の再建、50億円もの新庁舎建設計画の見直し、子育て世代のパパとして子育て支援など市民の皆さんのくらしと命を守るために頑張る決意が語られました。
浅尾洋平さんは、連日、早朝宣伝や街頭宣伝をし、よく日焼けしておられました。
何としも日本共産党の市会議員の議席を勝ち取りたいです!!
稲生俊郎地区委員長や豊橋後援会の事務局長石井さんも全面的に支援すると力強く訴えました!!
豊川水系の水ガメ、宇連ダム・大島ダム訪問
豊川水系の水ガメである宇連ダムと大島ダムを観てきました。
宇連ダムがピンチと報道されるなかで、大島ダムの方は、結構水があり、安心しました。
さすがに宇連ダムは、水かさが少なかったので、心配ですが、宇連ダムの水かさが減ると、佐久間ダムからの導水が行われるそうで、多重に水の供給のための施設ができていることを確認。
識者の方から「工業用水が余っているので、そちらの水を回すことなどもやるべき」と教えていただきました。
宇連ダムの管理事務所においてあった看板。
宇連ダムは貯水率12.3%、大島ダムの貯水率は79.7%。
設楽ダム建設予定地にも行きました。
魚釣り名人のような方々が何人もいらっしゃいました。ダムができるとアユもつれなくなってしまいますね。
総事業費3000億円以上と言われ、愛知県民の負担は1400億円の環境破壊の設楽ダム計画はきっぱりとやめるべきです!!
設楽ダムの建設中止を求める会の臨時総会にも参加しました。
まず、在間正史弁護団長から、この間の裁判で明らかになったことについて「設楽ダム住民訴訟控訴審の内容と判決の報告」がありました。
ご報告の骨子は以下の通りです。
【概略】裁判は、設楽ダムの愛知県費用負担金の支出差し止めを求めたが、判決は、設楽ダム計画は著しく合理性を欠いているとはいえない、と請求を棄却した。しかし、原告側が主張していた主要な争点を無視し、原告側主張をねつ造する部分もあり、不当な判決であった。
(◆原告側が問題にした点、→以降の文書が判決ではどう判断されたかを書いています。)
◆水道用水について、豊川水系水資源開発計画での愛知県受給想定調査の2015年需要想定値は、2010年までの実績とかい離しており、過大な値。→判決文に全く記載せず、判断しなかった。
◆農業用水については、受給計算は、供給量を使用すべきなのに、需要量を使用して計算を誤っている。既存施設で供給できる。→判決文に全く記載せず、判断しなかった。
◆洪水対策については、部分的河道改修のみで整備目標、洪水の水位を計画高水位以下にできる。設楽ダムよりも安い事業費でできるのに、検討していない。→控訴人住民の主張を11.6kmより上流の部分的改修(水位が部分的に計画高水位よりも高くなる)と歪曲して判断。10.4kmより上流の部分的河道改修の主張はなかったようにした。
◆流水の正常な機能の維持流量の増加については、(1)動植物の生息・塩害防止、(2)大野頭首工下流の水涸れ改善と国土交通省は言っているが、(1)については、検討すべきアユの最も重要な産卵場所等を間違っているし、根拠事実がない。(2)については、大野頭首工での取水を削減し、牟呂松原取水の方法があるのに検討していない。→(1)については、もっとも重要なアユの産卵場所は、江島橋下流ではないのに、そのことは判断しなかった。塩害についても根拠資料も存在しないこともはっきりしているのに、判断しなかった。(2)についても判断しなかった。
◆豊川用水の利水安全度の向上については、豊川総合用水2004年の完成により、利水安全度は向上している。計画は基準年が2003年で、豊川総合用水事業の完成前の事実に基づいている。→「平成17年渇水は、観測記録上最大であって、計画上の1/10渇水規模、豊川水系フルプランの近年2/20の1996年を上回る異常渇水年であった」については判断せず。
◆ダム・ダム湖の予定地はダム・ダム湖の地盤として不適切→問題点の可能性を認めたが、建設可能であると断言し、対策の可能性や費用額に言及しない。
【その他】最高裁に上告したが、事実に基づいた公正なジャッジは、あまり期待できない。今までの裁判のなかで明らかにしてきたことを、別の形で運動に生かしてほしい。
次に、設楽ダムの建設中止を求める会の市野和夫代表が、2007年1月の会の発足以降のあゆみ、2013年度の取り組み、愛知県の設楽ダム公開講座、現在の情勢の特徴、当面の日程と目標について報告されました。
設楽ダム建設を許していない現状について、市野和夫先生は、「ここまで押しとどめてきたのは、私たちの運動があったから」と言われました。そのことは確信にしたいと思います!!
立木トラストのオーナーは、3200人を超えているそうです。
愛知県知事が、国土交通省中部地方整備局の検証結果原案(ダム継続)に対して現在、回答を留保しています。
しかし、安心することはできません。自民・公明政権が復活し、公共事業のバラマキが実行されようとしており、いっそう運動を大きくしていかなければならないと痛感しました。
10月15日告示、10月20日投開票で設楽町長選挙が開催されるそうです。
市野和夫先生には、ぜひともがんばっていただきたいです!!
さまざまなチャンスを生かし、皆さんと力を合わせて、なんとしても環境破壊で、無駄遣いの設楽ダムはストップさせたいです!!
設楽ダムの建設中止を求める会臨時総会では、日本共産党の田中くにとし設楽町議ともお会いしました。
設楽ダムストップ!と町議会でがんばっています!!