4月29日、私は、女性のたたかいの歴史というテーマをいただきました。
その際に、母のたたかいの紹介などもさせていただきました。
写真の資料は、高校教師であった母が、女性が働き続けるために獲得してきた諸権利(条件)の一覧表です!(母の手書き)
母が大学卒業して、刈谷高校に赴任した時に、教職員用の女性のトイレもなかったそうです。女子トイレ設置が母の運動のスタートでした。
結婚しますと言いにいったときに、校長先生から「女は、結婚したら務めれんなあ」と言われ、「いいえ。結婚しても続けられる仕事として教員になったんです。結婚しても続けます」と返したそうです。
さらに、妊娠がわかった段階で、産休の予定を報告に行くと、校長先生がまた、「子どもを産んだら務めれんわなあ」と言われたそうです。「いいえ。子どもを産んでも働き続けます!!」と宣告しました。実際に刈谷高校には、子どもを産んだ女性はいなかったそうです。子どもを産んだ翌年、転勤させられたそうですが、育児休暇もなく、産休しかない時代でも母は働き続けました。
私の父も中学の教員をやっていましたが、もの心ついたときには、日本共産党の職員で、収入はあまりなかったので、母が一家の大黒柱でした。
母が、がんばって働き続けてくれたおかげで私もこうして成長できました。
母は現職時代、後輩の皆さんに「しっかりと引き継いで発展させてね」とこのメモを渡していたそうです。
日本の男女平等指数ランキング(世界経済フォーラム発表)は、101位で、まだまだ低いですが、女性の地位向上、男女平等のために一層がんばりたいと思います。
参加された女性の皆さんから、どういう日本にしていきたいか、お伺いしました。「原発のない日本」、「格差と貧困のない日本」、「一人一人が大切にされる社会、経済にしていきたい」、「年金を減らされて困っている。減らさないでほしい」、「戦争のない世界。憲法9条守りたい。憲法96条の改定も許さない」、「TPP参加はやめてほしい」などなど出されました。
皆さんの願いを実現することを阻んでいるのは何かについても一緒に考えました。
やっぱり、どんな問題でも皆さんの願い実現のためには、アメリカや財界いいなりの政治を変えていかなければ、実現できないこともはっきりしました。
あと2か月後にせまった参議院選挙、皆さんの願い実現のためにも全力で奮闘します!!
「私たちががんばらないといけないわね」、「共産党はいいこというのに、伸びないのが悔しい。今度こそがんばってね」などなど声をかけていただき、またまた元気をいただきました!!
皆さん、本当にありがとうございました!!