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【12・09・03】防衛大臣あてにC130H輸送機トラブル緊急着問題で請願書、ブルーインパルス編隊飛行等の中止を求める請願書を提出!@航空自衛隊小牧基地

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 2012年9月3日、航空自衛隊小牧基地に行き、森本防衛大臣及び荒木小牧基地司令にたいし「C130H輸送機緊急着陸についての請願書」、「国際航空宇宙展におけるブルーインパルス編隊飛行等の中止を求める請願書」を提出し、9月7日までの回答を求めました。
 
 C130H輸送機緊急着陸についての請願は、赤塚一男平和で住みよい小牧をつくる会代表委員が趣旨を述べ、国際航空宇宙展にいけるブルーインパルス編隊飛行等の中止をもとめる請願は、高橋信愛知県平和委員会理事長が趣旨を述べました。

 柳沢けさみ衆院愛知6区予定候補、内藤富江春日井市議も参加。

 吉川渉外室長から「事故を起こしたのは、C130H輸送機の82号機。ギアボックスのプラグの不具合で油漏れしたため、修理して点検した」、「(小牧市、春日井市、名古屋市、豊山町の)3市1町及び愛知県には10時ごろ、事故の内容をFAXして電話でお話し、その後、すぐにマスコミにも連絡しました」、「滑走路閉鎖は10分程度で、滑走路を目視で検査して10分後に再開した。民間機の離発着には影響がなかった」など説明がありました。
 
 事故原因など3市1町などにどのように行ったのかにたいし、基地は「資料を見せ、説明してご了解を得ました」と回答。事故報告はFAXで文書だったが、事故原因の報告を文書で行ったのか質問。これにたいし「関係資料は見てもらったから文書で行っていません」との回答。
 「常識から言って事故原因についても文書で説明するのがあたり前ではないか」と参加者からの声があがりました。
 
 また、この間、小牧基地に何度も請願書に対する文書回答を求めているにも関わらず、回答が来ないことや、「自治体との懇談のなかでも『首長名で文書回答を求めても一度もされたことがない』といっている」と参加者から小牧基地の不誠実な対応についての批判が出されました。
 「文書回答しないとの規定があれば、示してください。前回の上司に伝えた結果も聞きたい」など追及しましたが、「上司に伝える」の一点張りでした。

 ブルーインパルス飛行関係の請願では、「私たちの防衛省交渉では、地元の声も知っており、小牧基地は使わない、と回答した。。なぜ小牧基地になったのか」との追及に「6月頃、本省から話があり、小牧基地での展示飛行はしないが『地上支援』をすることになった」と回答。
 「ブルーインパルスをどんな形でもいいから飛ばしたいのではないか」、「防衛省はウソを言ったのではないか」と参加者から怒りの声が出されました。

 ブルーインパルスの飛行、小牧基地の使用は中止することや、文書回答できないのであれば、できない理由を示すよう強く求めました。
 
 今後も粘り強く、基地にたいして請願・交渉・追及をし、自治体や住民の皆さんと一緒に「軍事基地のない平和な街」をめざしてがんばることを参加者の皆さんと確認し合いました。 

 

 

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