もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
レポート

【11・12・16】愛知県委員会総会/豊田市「藤岡プラント」(ゴミ焼却施設)煙突下の土を市民放射能測定所に測定を依頼

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愛知県委員会総会

 
12月16日、愛知県内の県委員の皆さんが集まって日本共産党愛知県委員会総会が開かれました。
 
「政治を変えてほしい」との国民の皆さんの願いから「政権交代」し、2年余りたちました。

しかし、最初の鳩山政権、菅政権は、沖縄・普天間基地問題で、「県外、国外移設」という公約を裏切ったのをはじめ、消費税10%への増税、TPP(環太平洋連携協定)交渉参加検討、被災者の苦しみに応えず、財界本位の計画を押しつける大震災と原発事故への対応など裏切りの連続でした。
 鳩山さんは、普天間基地問題でアメリカに少しモノを言おうとし、アメリカから見放され、お辞めになりました。菅さんは、脱原発依存といって、少し財界の方針と誓う方向に行こうとしましたが、財界から見放され、お辞めになりました。
 
 三代目の野田政権は、アメリカにも財界にも嫌われないようにしようと、アメリカ・財界の「使い走り」政権という特徴をもち、復興に名をかりた庶民増税(大企業は減税)、労働者派遣法の大改悪、「消費税増税と社会保障の一体改悪」など強行しようとしています。
 アメリカや財界にモノを言わない政治は、結局ツケが国民にまわり、こうしたもとで民主党政権の支持率の低下など進んでいます。

 一方、今の閉塞感を大阪市の橋下氏や名古屋市の河村氏のようなやり方(結局、なんでも自己責任、小さな政府の方向に陥っていくのではないか、庶民が足を引っ張り合い、結局、マイナスのスパイラルに陥っていくのではないかと心配しています。橋下氏、河村氏のやり方では、私たちの暮らし、日本経済はよくなりません)で打開できると誤解する流れもあり注意が必要です。
 
 この閉塞感は、何が原因なのか、どうして暮らしがよくならないのか、しっかりと原因を見極めて、本当の改革を行わなければなりません。
 
 日本共産党は、日本社会に本当に必要な改革は、2つの異常をただすことだと提案しています。アメリカいいなり、財界いいなり―この異常をただしてこそ、国民の皆さんの暮らしもよくなるし、持続可能な国づくり、健全な経済の発展が実現できると提案しています。
 
 たとえば、財界は嫌がりますが、派遣法の抜本改正や有期雇用の規制、長期間労働の規制、最低賃金をアップさせるなど働くルールをつくる(ヨーロッパにはすでにルールがあります)→貧困や非正規雇用の増加に歯止めをかける。サービス残業や長時間労働の是正で「過労死」がなくなり、雇用が増える→家族、友人、仲間と交流する時間も増える→若い人が希望がもてる→生活苦、お金がないことで悩むことが少なくなる。自殺も減らすこともできる→購買力がついてくる→経済がまわりだす→閉塞感がなくなっていくと未来を志向しています。

 日本の前途が閉ざされようとしている今こそ、がんばって未来を切り開いていこう!そのためにも総選挙で全小選挙区立候補して日本共産党の改革プランを多くの皆さんに知っていただき、しんぶんを読んでいただく方や党員、後援会員を増やして、なんとしても日本共産党の国会議席を増やそう、比例東海ブロックで佐々木憲昭衆院議員、かわえ明美さんの2議席を勝ち取ろうと意思統一しました。
 
 私も発言をさせていただきました。総選挙で勝利して、2013年夏の参議院選挙では、比例の井上さとし参院議員とともにがんばりたいと思います。

豊田市「藤岡プラント」(ゴミ焼却施設)煙突下の土を市民放射能測定所に持っていきました

 県委員会総会終了後すぐに、11月11日の豊田市猿投地域の放射線量測定で一番高かったゴミ焼却施設「藤岡プラント」の煙突下の土を、名古屋市西区にある「市民放射能測定所」(C-ラボ)の皆さんに測定をお願いするために持っていきました。既定の4000円を振り込んで、採取した土を乾燥させて既定の2キロ(2キロくらいはあったと思います)お持ちしました。

 依頼がとても多いそうで、1ヵ月まちの状態です。11月の時点で、この日にお持ちすることを約束していました。年内には、測定結果がでるそうです。

 「市民放射能測定所」(C-ラボ)の皆さんの活動には、本当に心から感謝しています。

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