緑区片平・平子・有松の地域の皆さんと放射線量測定と原発ゼロ署名
12月10日、名古屋市緑区片平・平子・有松地域の皆さんと一緒に曽根第一公園で放射線量を測定しました。
多くの皆さんが参加をしてくださり、びっくりしました。
Yさんは、測定のための木製の台まで作ってきてくださいました。これは、いい!
バックグランドデータとしても今後に生きる数値で、大事な測定だと思います。
わいわい言いながら測定。
測定終了後には、みんなで輪になって、小集会。
「日本での自然に受ける放射線量はどのくらい?」(場所によって違いますが、日本では平均で年間1.4ミリシーベルトといわれています)、「ラジウム温泉は、大丈夫?」(児玉龍彦東大アイソトープ総合センター所長の発言や安斎育郎先生の著書に書いてあることをを紹介しました。結論は、健康にいいという確実な知見も悪いという確実な知見もないということ。長期では、健康に害があるとわかっている)などなど質問が出されました。
地域を原発ゼロ署名をもって訪問もさせていただきました。皆さん、すぐに署名してくださいました。原発からの撤退の思いを皆さんと共有できて、とてもうれしかったです。
参加してくださった皆さん、地域の皆さん、本当にありがとうございました。
桶狭間地域の皆さんと放射線量測定と原発ゼロ署名&活動
午後は、桶狭間支部・後援会の皆さん、さはしあこ名古屋市議、地域に住んでいる中島信行さんと放射線量測定を行いました。
まずは、上ノ山公園で測定しました。結果を報告すると地域の皆さんも安心されます。
一緒に測定してくださった方は、「国民をだまして原発を進めてきた。本当にどうしようもない」とおっしゃっていましたが、本当にその通りです。
遊んでいた子どもたちが、「どうなっているか気になる」と計測器を覗き込んでいました。「これなら安心だね」と言って、また元気に駆け回っていました。
次に行ったのは、かの有名な桶狭間古戦場公園です。
織田信長陣営と今川義元陣営がたたかったところと言われています(お隣の豊明市にもそうした場所があります)。450周年記念の織田信長、今川義元の銅像も建っています。
歴史的な場所を見にくる方も少なからずいました。
測定の途中には、「今川側が陣をはっていたのは、どのあたりですか?」とたずねてこられる方も。ちょうど、測定を見に来てくださった方のなかに、詳しい方がおられました。その方は、「じゃあ、ご案内しましょう」と快くいってみえました。
地域の方が来てくださり、「こういう測定は大事ですね。測定結果をお知らせすれば、安心できますからね」と言われました。
また、近所のお店でのお買い物帰りの方は、「静岡のお茶をいただいたのだけど、心配で飲めないの」とおっしゃっていました。
そうした心配をされている方々の不安を解消するためにも、放射線量を測ることができる検査機器を身近なところに設置させていく運動が必要だと痛感します。
公園にいる方に声をかけて、原発ゼロ署名をお願いし、測定結果を報告しました。皆さんが協力してくださいました。
次に行ったのは、最近できたばかり(今も一部工事中です)の清水山中央公園です。
清水山中央公園の周辺は、新しい住宅がつくられ、若いご家族が多い地域です。
遊んでいる子どもさんのお父さんに声をかけさせていただきました。
「どうですか?」と心配そうな様子。
これまでの結果をお示しすると「よかった」と。原発ゼロ署名にも快く協力してくださいました。
2歳になったばかりの子どもさんと一緒のご夫婦は、「放射線量測定中」という看板を見て、車をとめて、見に来てくれました。
清水山中央公園は、私がこれまで測定したなかでも低い値であることをご報告すると、とても安心されました。「この結果は、ホームページとかで公開されるんですか?ここは大丈夫かなって、ずっと不安だったんです。署名もしますよ」と協力してくださいました。
小さな子どもさんと一緒に別のご夫婦も署名に協力してくださいました。
別のお父さんからは、「放射線量のことも大事だけど、市バスなどの車の運転で、子どもたちが横断歩道を渡ろうとしているのに、とまらない車があるのを何とかしてほしい」というご要望も伺うことができました。
清水山中央公園の放射線量は、低かったです。砂場は、4月に設置されたとのことです。新しさが影響するのでしょうか。
皆さんの声をお伺いし、原発ゼロ、子どもたちを放射能汚染から守るため一層がんばらなくてはと強く思いました。
皆さん、本当にありがとうございました。
放射線量測定後、地域をまわり、署名などお願いしました。
「放射線量の測定の行動は、大事だな。でも名古屋市がやらんといかんわな」、「震災から9ヵ月なのに、政府は何してるの。がんばってね」などの声がありました。
また、TPP、税と社会保障の一体改革、復興増税、原発などこれからの日本が問われる大事な問題が山積していることなどお話すると、ある方は、新聞を読んでくださることになりました。また、別の方も「日曜版の見本紙を読ませてもらったけど、読むところがたくさんある新聞だね」と購読してくださることに。
活動していたら、しだいに辺りは真っ暗になってきました。
桶狭間の皆さん、本当にありがとうございました。