11月13日に投開票が行われた宮城県会議員選挙。
日本共産党の候補が4人当選しました。2議席から4議席に増えました。
定数が削減されるなかで、候補者の皆さんや支援者の皆さんは、本当によくがんばられたと思います。
被災地の皆さんが、日本共産党を信頼してくださったこと、本当にうれしいです!
日本共産党は、この宮城県会議員選挙で、「被災者が主人公」の復旧・復興と原発ゼロ、環太平洋連携協定(TPP)反対を訴えました。
仙台市では現職の2議席を守り、定数2の塩釜区と定数5の石巻・牡鹿区で自民党現職を破り当選しました。
当選したのは、横田有史さん(仙台・太白区=定数5)、遠藤いく子さん(青葉区=7)、天(あま))下(した)みゆきさん(塩釜区=2)、三浦一敏さん(石巻・牡鹿区=5)。
大企業中心の「復興」を進める村井嘉浩県政を支える自民党は、太白、石巻・牡鹿、塩釜区で現職を落とし、30議席から28議席に後退し、過半数割れになりました。同じ与党の民主党も13人中6人が落選し、2減の7議席に後退しました。
日本共産党は東日本大震災の直後から、全国からのボランティアに支えられ、被災地・被災者の救援に全力をあげてきました。
選挙では、村井県政が、がれき処理を大手ゼネコンに丸投げし、沿岸漁業を大企業に売り渡す「水産特区」を押しつけており、「オール与党」がそれをあと押ししていると批判。一部損壊・宅地被害への支援や国保料(税)の引き下げ、二重ローン解消、女川原発を廃炉にし、放射能測定・除染・健康調査を実施するなどを公約に有権者の期待が広がりました。
県議選と同時に実施された被災地の女川(おながわ)・亘理(わたり)・山元の3町議選では定数減のなか、4議席を守りました。女川町議選では女川原発廃炉などを訴えた党候補が2位と3位で上位当選しました。
本当にうれしいニュースです。