8月7日、一宮市で活動しました。
午前中は、彦坂和子前一宮市議と訪問活動をさせていただきました。パートナーの介護をされている方は、「妻は、年金もなく、私の年金だけで生活は大変。でもデイサービスにいって喜んでいるので、行かしてあげたい」、「一宮市民病院は、駐車場がいつも満員で、介護が必要な妻が通うには、遠くの駐車場から歩いていくのは大変」などいろいろお話してくださいました。
障がいをもった方は、「旧木曽川町の病院までタクシーで通っている。タクシー券はあるけど、それだけでは足りない。その負担も大変です」と語られました。
彦坂さんは、「葉栗地域と旧木曽川町を結ぶ南北のバスがありません。南北を結ぶバスを走らせたい」とこれから地域の皆さんと運動をすすめようとがんばっています。
午後からは、浅井支部の支部長さんと訪問活動。「尾関宗夫議員は、早朝宣伝、議会活動、など一人でがんばっている。みんなで荷を分かちあおうと支部のみんなで話し合っています。一宮市全体が、次の選挙にむけて今から走りはじめなくては」とのお話になんだか元気と勇気をいただきました。
一宮市の活動では、しんぶん赤旗日刊紙を読んで下さる方々も増えました。
今、本当に日刊紙はおもしろいし、真実がわかると評判です。
九州電力のやらせメール問題をスクープしたことは、今話題になっています。この問題は、各新聞社も情報をつかんでいましたが、九州電力が“やっていない”と答えたため、どこも報道しませんでした。しかし、しんぶん赤旗は徹底的に取材し、事実だと判断してスクープしたのです。その後、国会で日本共産党の笠井あきら衆院議員が質問して、九州電力はやらせメールを組織的にやっていたことを認めました。原発再稼働の先陣をきろうとしていた玄海原発の再開にストップをかけることができたことは、本当に大きな成果です。
その後、中部電力浜岡原発4号機のプルサーマル計画にかかわる2007年8月のシンポジウムでも原子力安全・保安院が、「質問が反対一色にならないよう、(容認の立場からの)質問書を作成し、地元の方に質問していただくように」と指示していた事実も発覚。
四国電力、中国電力、東京電力でもやらせシンポジウムや説明会をしていた事実が発覚しました。
こういう問題を社会的にはっきりさせたしんぶん赤旗日刊紙の役割は、本当に大きいと思います。大企業からの広告に依存していない新聞だからこその役割です。
私が最近もっとも注目した記事は、8月1日のしんぶん赤旗日刊紙の記事です。原発を進めてきた電力会社の株を持っている大株主一覧が出ていました。そして、電力会社が持っている株の銘柄も一覧で載せていました。原発政策で誰が利益を得てきたのかよくわかります。こういう事実を多くの方に知っていただき、世の中の仕組みを見抜き、未来への展望を見極めていただきたいと痛切に思います。
一宮尾北地区委員会の事務所に戻ると板倉正文前一宮市議が宮城県に持っていく救援物資の仕分けをしていました。ちょうどこの日の夜、宮城県仙南地区に救援物資とともにボランティアに向かうということでした。地区の事務所には、たくさんの救援物資が積まれていました。
震災後初めてのお盆を間近にして喪服がほしいという被災者の方の声が現地ではあります。喪服も数着ありました。
現地の被災者の皆さんのニーズが多いお米もありました。夏に使いやすそうなサンダル、運動靴などなどたくさんです。
車数台で行くそうですが、積みきれない量です。皆さんの温かい思いに私も感謝の気持ちでいっぱいになりました。