浜岡原発をとめて、電力は大丈夫だろうか・・・。そんな疑問が良く出されます。
5月8日の朝日新聞朝刊4面に「中部電力の2011年度電力供給力と電源構成」というグラフが載っていました。
そこでは、
●夏の需要ピーク・・・・・・2560万kW
●浜岡原発が止まった場合・・2637万kW
と書いています。
結局、夏のピーク時でも77万kWの余裕があるということです。
(中部電力の電力供給計画からつくったグラフだと思います。)
そんなちょっとの余裕では心配という方もいるかもしれません。
同じ面の記事には、財団法人の日本エネルギー経済研究所が、エアコンの設定温度を上げるなど家庭の努力により、東京電力管内で250~310万kWの節電が可能とする試算をまとめたという報道もあります。
これは家庭だけですが、産業界にも協力してもらえれば、もっと節電は可能です。
2009年8月11日に発生した駿河湾地震の影響で、浜岡原発は2カ月近く営業運転を停止しましたが、地震の揺れによる家庭などの停電はあったものの、原発停止による停電はありませんでした。
中電の広報担当者は愛知民報の問い合せに当時の状況について「火力、水力発電所の発電分でカバーした。電気は電線がつながっていれば、発電所の場所にかかわらず融通できる」と説明しました。
この夏、浜岡原発なしでのりきって、まず、中部電力管内から原発ゼロを実現しましょう!
※沖縄は、すでに原発依存度ゼロです。