中日新聞の4月28日朝刊トップの記事を朝みて、朝から腹をたてた方も多いのではないでしょうか。
中部電力が、定期点検中の浜岡原発3号機を7月までの再開を前提とする本年度の業務見通しを決めた、と報道されています。
私のところにも怒りのメールが届きました。
3号機を再開しないと月60億円経費が増えるそうです。結局、安全よりもうけを優先させるということか、と思い失望しました。
投資家への説明と言っていますが、これを盛り込まないと投資家は投資しないのでしょうか・・・。これもやはりもうけのため。
記事によると、中部電力は、「現状も『安全』は確保されている」と言っているそうです。
福島第一原発でも東京電力も政府も以前は、そう言っていましたね。
現状でも「安全」という言葉を信じる人は少ないでしょう。
NHKの報道では、川勝静岡県知事が、「中部電力が示している津波対策の内容は不十分で、現状のままでは3号機の7月の運転再開を認めるのは非常に難しい」と発言しています。
県民の皆さんの命と財産、農業、漁業を守ろうと思えば、当然の発言です。
最近、エネルギーを民間営利企業にこのまま任せていて本当にいいのかとの疑問が強くわいてきます。
もうけのために3号機再開、そして6号機も新設するといいます。
電力をどんどん売るほうがもうかるわけですから、省エネ、CO2削減への強い力も働きません。
原発メーカーと中部電力との癒着は本当にないのか、とも疑ってしまいます。
ある方から大企業の幹部の家には、お中元やお歳暮が家いっぱい集まるとの話を聞いたことがあります。自分のところに仕事を回してもらえるように根回し、接待をいろいろやっている・・・。
人の命・健康や自然環境、地球全体のことを考えた行動を私たちがとらせるしかありません。
中部電力、国、県、自治体に声をあげて、子どもたちにつけをまわす危険な計画はやめさせなくては!
そして、産業界、住民あげて、ピーク時の計画的な節電ができるようにしていかなければ(とくに産業界に要請したい)!
持続可能な社会を実現するためにみんなで力をあわせて頑張りましょう!!